PRESS RELEASE (ユビキタスプロダクト)

トップクリエイターとのコラボレーションによる
新しいデザインコンセプトの携帯電話
「FOMA^® F702iD」新発売

～「所作（しょさ、Shosa）」手と一体となり、美しい立ちふるまいを促す道具～

本製品は、株式会社コミュニケーションデザイン研究所^(注1)の平野 敬子（ひらのけいこ）氏および工藤 青石（くどうあおし）氏、株式会社NTTドコモ、当社のコラボレーションにより企画・開発した携帯電話です。

本製品は「所作」、「手と一体となり、美しい立ちふるまいを促す道具」という平野 敬子氏のコンセプト・ワードに象徴され、手と一体となる有機的なフォルムにより、持ちやすく、使いやすいという道具の本質を目指した携帯電話です。外観のみならず、待ち受け画面、機能画面、着信音までクリエイターのトータルなデザインによって一貫した世界観を構築しました。さらには、70Xシリーズとして初めて「おサイフケータイ^®」^(注2)に対応し、また、当社製品の特長であるセキュリティ機能やPC連携機能など充実の機能を満載した携帯電話です。

本製品は、「おサイフケータイ」として、従来の「Edy^(注3)サービス」などに加え、新たに「モバイルSuica^(注4)サービス」やケータイクレジットブランド「iD」^(注5)などに、NTTドコモの70Xシリーズとして初めて対応しています。また、当社製携帯電話の特長である「開閉ロック」や「ICカードロック」、「遠隔ロック」などのセキュリティ機能を搭載しており、「おサイフケータイ」などの、さまざまな機能やサービスをより安心してご使用いただけます。

さらに、本製品に標準添付されているUSBケーブルとソフトウェアを使って、本製品とパソコンを接続し、携帯電話に保存されている写真データ、電話帳、メール、スケジュールなどを自動的にバックアップするなど、従来のPC連携機能から強化されています。

本製品の主な特長

1. トータルデザイン

   端末の外観デザインだけでなく、内蔵コンテンツなどもトータルにデザインされています。

   • コンテンツデザイン：
     待受画面、機能画面、インターフェース、着信音、デコメールピクチャなど携帯電話に含まれるさまざまな要素を、3DCGアニメーションなどの先端的な手法を用い、一貫した世界観で構築しました。
   • サウンドデザイン：
     通常よりもソフトな音色を実現したソフト着信音と、水・石・竹といった自然界に存在する物質が擦れ合う音や、雨・風といった自然現象から発せられる音などをネイチャーサウンド着信音として用意しました。
   • ダブルイルミネーション：
     背面ディスプレイに代わって、電話やメール着信時に、やわらかな光で知らせる2つのLEDを搭載しました。自然界の宝石をモチーフにした全27色のゆたかな色合いの光が、携帯電話の表情を演出します。さらに、有機的に変化する4つのイルミネーション・パターンを用意しました。
2. 70Xシリーズ初の「おサイフケータイ」

   本製品は、70Xシリーズで初めておサイフケータイに対応し、90Xシリーズと同様のパワーアップiアプリ^(注6)にも対応しました。さらに、専用端末に本製品をかざすだけで、お店の情報やクーポン券を取得できるトルカ^(注7)にも70Xシリーズで初めて対応しています。

3. 充実のセキュリティ機能

   ICカードロック、遠隔ロック、開閉ロック、プライバシーモードと、毎日使う生活ツールとしての安心を備えました。全てのロックは、指紋センサーによる認証で簡単に解除が可能です。

   また、ICカードロックは、おサイフケータイとして利用した後、設定した時間が経過すると自動的にロックをかけることができます。さらに、通勤時や昼食時、帰宅途中など、利用時間を想定して設定した時刻に、ICカードロックのONとOFFを予約することが可能な機能を、携帯電話で初めて搭載しました。

4. PCオートバックアップ機能

   同梱のUSBケーブルを使い、本製品とPCを接続するだけで、データリンクソフト^(注8)が自動起動し、電話帳のアドレスやスケジュール、携帯で撮影した画像などを簡単にパソコンへ自動バックアップすることが可能です。

5. カメラ機能

   静止画を連続で撮影して1枚のパノラマ写真にすることができます。これにより今まで撮影することができなかった広範囲の写真撮影も可能になりました。また、薄暗い場所で撮影するときにワンタッチで高感度撮影ができるナイトモードを搭載しています。

6. 日本語入力システム「ATOK」、予測変換システム「APOT」

   文字変換に優れている株式会社ジャストシステムの日本語入力システムATOKを採用しています。これにより、文字入力をよりスムーズに行ないます。さらに、株式会社ジャストシステムの予測変換システムAPOTも採用しています。これにより、文脈を判断して次に入力する単語を予測するため、メール作成を快適に行なえます。

7. ライフスタイル設定

   一日の時間や場所にあわせて、マナーモード、プライバシーモード、トータルコーディネイトを自動的に切り替える機能です。例えば、午前中は会議があるので呼び出し音が鳴らないよう、自動的にマナーモードにしたり、お昼のプライベートな時間は、お気に入りの写真を待受画面に自動で設定するなど、自由に機能の切り替えを組み合わせることができます。

本製品の仕様

サイズ（高さ、幅、厚さ）	：	約98mm x 約51mm x 約31mm（最薄部約17mm） （折りたたみ時）
質量	：	約114g（電池パック含む）
連続待受時間	：	静止時:約430時間、移動時:約300時間
連続通話時間	：	音声通話時:約140分、テレビ電話時:約80分
メインディスプレイ	：	26万2,144色 2.2インチ TFTカラー液晶ディスプレイ
アウトカメラ	：	有効画素数 128万画素 CMOSカメラ
インカメラ	：	有効画素数 11万画素 CMOSカメラ
色（4色）	：	金色（こんじき）、花紅（はなくれない）、真白（ましろ）、艶黒（つやくろ）

関連iモードサイト

端末本体にあります「iモードボタン」を押下後、メニューの「iMenu」を選択、iモード接続後に表示されます「メニューリスト」を選択し、メニューリスト中の「ケータイ電話メーカー」から「＠Fケータイ応援団」をご覧ください。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

  注1 株式会社コミュニケーションデザイン研究所:

東京都中央区日本橋。

  注2 おサイフケータイ:

株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモが提供するiモードの機能とFeliCaを搭載した携帯電話をショッピングや会員認証などで利用するサービスの総称。FeliCaは、ソニー株式会社が開発した非接触型ICカードの技術方式。

  注3 Edy:

ビットワレット株式会社が運営する非接触ICカード技術を利用したプリペイド型電子マネー。

  注4 モバイルSuica:

東日本旅客鉄道株式会社の非接触ICカード「Suica」を搭載したおサイフケータイで行なうサービス。

  注5 iD:

株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモが提供するクレジットブランド。

  注6 iアプリ:

株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモのiモード対応携帯電話用のソフトウェア。

  注7 トルカ：

株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモのおサイフケータイに、クーポン券など紙で配布されていた情報を、携帯電話に取り込むサービス。

  注8 データリンクソフト:

「FOMA Fシリーズ データリンクソフト」。パソコンにインストールするには、本体付属の「FOMA F702iD用CD-ROM」が必要。

関連リンク

• 携帯電話製品ご紹介サイト 「FMWORLD.NET」
• ケータイ活用情報サイト 「ケータイ使いこなし」
• 製品画像: FOMA F702（196KB）

本件に関するお問い合わせ

モバイルフォン事業本部 モバイルフォン統括営業部 プロダクトマーケティング部

電話：03-6252-2690（直通）
E-mail: mobilephone@pc.fujitsu.com

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