Fujitsu The Possibilities are Infinite

 

各 位

平成18年1月31日


会社名富士通株式会社
代表者名代表取締役社長黒川 博昭
(コード番号 6702 東証第1部)
問合せ先広報IR室長八木 隆
電話番号03-6252-2175

株式評価損の計上および平成18年3月期 単独通期業績予想の修正に関するお知らせ

当社関連会社である米国Spansion Inc.(以下、スパンション社)が昨年12月に米国NASDAQ市場に上場したことに関連し、当社は単独決算において株式評価損を計上いたしました。これに伴い平成17年10月27日公表の単独通期業績予想を修正いたしましたのでお知らせいたします。なお、連結の通期業績予想につきましては、従来通りで変更はございません。

  1. 株式評価損の計上について

    スパンション社の上場に際し、同社株式の上場時の時価が単独の帳簿価額(注)を大きく下回ったため、現在までの株価の推移なども勘案し、単独決算において株式評価損を計上いたしました。

    注)スパンション社の当社持分を保有していた米国子会社の株式の帳簿価額。スパンション社の上場に際し、当社は同株式を現物出資し、新規に設立した持株会社スパンション社の株式を交換取得しました。

    これによる単独損益への影響額は特別損失で392億円、当期純利益で233億円です。なお連結では、上場時の新株発行に伴う持分変動損失84億円を特別損失に計上しました。



  2. 平成18年3月期単独通期業績予想の修正(平成17年4月1日~平成18年3月31日)
    (単位:億円)

    売上高営業利益経常利益当期純利益
    前回(10月27日)発表予想(A)28,300450650300
    今回修正 (B)28,300300650150
    増減額(B-A)マイナス150マイナス150
    増減率 %マイナス33.3 %マイナス50.0 %
    前期実績(17年3月期)28,462306316マイナス398

修正理由

営業利益については、主にシステムプロダクトにおいて国内外での競争が厳しさを増したことで利益が減少し、前回予想から150億円減額となります。経常利益は、営業利益の減を受取配当金の増加と為替差益などで補い前回予想通りとなります。

当期純利益は、上記の株式評価損の計上により、前回予想から150億円減額となります。

なお、期末の配当については、従来計画通り1株につき3円を予定しています。


以上

本件に関するお問い合わせ

広報IR室

電話: 03-6252-2175(直通)