PRESS RELEASE (サービス)
2006-0015
2006年1月25日
富士通株式会社
~「設計作業の効率化」と「データ入力ミス防止」「ペーパーレス化」に貢献~
当社はこのほど、PDM(注1)ソフトウェア「PLEMIA(プレミア)」の図面管理機能を強化する「PLEMIA/図面管理オプション」を開発し、1月25日より販売開始します。本製品は、二次元CAD図面の情報と「PLEMIA」の「ファイル管理システム」、「部品表システム」のデータ連携を実現するものです。
これにより、二重入力の必要がなくなり、CADデータや部品表作成の効率化と入力ミス防止が可能となることで、製品設計の効率化を図ることができます。さらに「押印機能」により、図面の承認処理をシステムで行うことができ、ペーパーレス推進に貢献します。
「PLEMIA」とCAD図面のデータ連携 |
拡大イメージ |
もともと、CADで製品設計を行う際には、図面の「表題欄」や「部品欄」に、図面番号や図面名称、作成者名、部品番号、部品名称などの情報を記入することが一般的です。設計データや部品表管理のシステム化が進展した今でも、CAD図面に入力した「表題欄」や「部品欄」の内容については、「ファイル管理システム」や「部品表システム」に再度入力する必要があるのが現状です。このため、CAD図面とシステムへのデータ入力が二度手間となり、入力値に不整合が生じる可能性がありました。
また多くのお客様において、承認処理の際には、紙に出力し押印することが求められており、ペーパーレス化のネックとなっていました。
上記を踏まえ、今般、当社は「PLEMIA/図面管理オプション」を販売開始します。これにより、「ファイル管理システム」に入力した情報は、自動的にCAD図面の「表題欄」や「部品表システム」に反映され、「部品表システム」に入力した情報はCAD図面に反映されます。一度の入力でファイル管理、図面、部品表間で整合性が取れるため、データ入力の手間の軽減、入力ミスの防止が可能になり、設計の効率化、データの精度向上を図ることができます。
さらに、CADデータへ印形状を書き込む「押印機能」により、システム上での承認が可能となることで、印刷した図面への押印処理が不要になり、ペーパーレス化を推進することが可能です。
製品名 | 販売価格(税別) | 出荷時期 |
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PLEMIA/図面管理オプション (サーバライセンス) | 300万円 | 1月31日より |
「PLEMIA」全体で、今後3年間で1万クライアント
「ファイル管理システム」で設定した情報をCAD図面の「表題欄」に反映します。またCAD図面の「表題欄」の情報は「部品表システム」の品目属性となります。一度の入力で「ファイル管理システム」と「CAD図面」、「部品表システム」にデータ登録ができるため入力時間の低減、データ不整合の防止を図ることができます。
CAD図面の「部品欄」が部品データベースを検索しながら作成でき、さらに「部品表システム」に自動的に連携し取り込まれるため、部品表の作成が効率化できます。
承認ワークフローと連動して、CADデータに、直接、承認者印を作画するため、承認のために紙に出力して、承認者の印をもらう必要がなくなります。また改版、流用時には自動的に押印を削除します。
DBサーバ | OS | : | Microsoft® Windows® Server 2003 、SolarisTM 8以降、LINUX(詳細はご確認ください。) |
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DB | : | Oracle® 9.2i、Oracle® 10g | |
CPU | : | Intel® Pentium4® 3.0GHz以上 メモリ:2GB以上(推奨) | |
クライアント | OS | : | Microsoft® Windows® 2000 Professional 、Microsoft® Windows® XP Professional |
CPU | : | Intel® Pentium®Ⅲ600MHz以上 メモリ:512MB以上(推奨) | |
DBクライアント | : | Oracle® Net 9.2 ,10.1 |
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
電話: 043-299-3515(直通)
E-mail: plemia-info@cad.ssg.fujitsu.com
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