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Japan
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[ PRESS RELEASE ]
2005-0172
2005年11月9日
富士通株式会社

南都銀行様 手のひら静脈認証技術を採用

当社の非接触型手のひら静脈認証技術が、このたび、株式会社南都銀行(頭取:西口廣宗、本社:奈良県奈良市、以下、南都銀行)様に採用されました。

南都銀行様は、2005年12月19日より、現金自動預払機(以下、ATM)での手のひら静脈認証、ならびにICキャッシュカードの取り扱いを開始します。これにより、キャッシュカードの盗難および偽造などによる預金の不正引出しなどの犯罪防止策を強化し、いっそうのセキュリティ向上を図ります。

南都銀行様は、お客様の預金を守るために、ATMへの「のぞき見防止フィルター」の設置や、一日あたりの支払限度額の引き下げ、ATMでの異常な取引の検知システムの開発など、さまざまな犯罪防止策に取り組んでこられました。このたび、さらなる犯罪防止策として、当社の非接触型手のひら静脈認証技術、およびICキャッシュカードを採用され、2005年12月19日より取り扱いを開始されます。

当社の非接触型手のひら静脈認証技術は、複雑な手のひらの静脈パターンにより高い認証精度を確保できること、非接触方式のため衛生面で優れていること、また他行での導入実績などが評価され、採用されました。

南都銀行様のお客様は、ATMにてお引き出しの際、暗証番号のほかに認証装置に“手のひら”をかざすことにより、事前にICキャッシュカードに登録されている静脈パターンと照合され、お客様ご本人と認証されます。

当社は、今後も、非接触型手のひら静脈認証技術を採用したATMや営業店システムをはじめとする最新のセキュリティ商品により、盗難、偽造キャッシュカード犯罪に対する金融機関の取り組みを支援してまいります。

【非接触型手のひら静脈認証技術を採用したICキャッシュカードの取り扱い】

南都銀行様の非接触型手のひら静脈認証技術を採用したICキャッシュカードの取り扱いは下記を予定されています。

・取扱開始予定日2005年12月19日
・対象となる預金普通預金(無利息普通預金を含む)
・対象となるお客様個人のお客様

【非接触型手のひら静脈認証技術による本人認証の特長】

事前にICキャッシュカードに登録されたお客様の手のひらの静脈パターンと、ATMに接続された非接触型手のひら静脈認証装置が読み取った情報を照合することで本人確認を行います。

手のひらの静脈は人によって異なり、大きさ以外は変わらないと言われています。また、体内情報のため複製することが困難であり、偽造による「なりすまし」は現実には不可能と言えます。手のひらは、手の甲や指よりも静脈の本数が多く、静脈パターンが複雑なため、指に比べ約300倍の情報量を持ち、認証精度はバイオメトリクス技術の中でもトップクラスです。さらに寒さやケガ、手荒れなどの影響も受けにくく、認証にあたり外部環境の変化に強いのも大きな特長です。

また、非接触方式を採用しているため、認証時、装置との接触部分が少なく、手をかざすだけで照合することができます。これにより、多くの利用者が同じ装置に触れることへの心理的抵抗感を軽減しています。

【商標について】

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

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プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。

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