|
||
|
|
国内初! UHF帯RFID関連商品を提供開始〜タグ、リーダ・ライタ、ミドルウェア、サービスを一貫して提供〜
RFIDは、ユビキタス社会を実現する重要な構成要素として、さまざまな分野で応用が検討されています。従来国内では使用周波数帯域の関係で、タグとリーダ・ライタとの間の読取り距離が最大60センチメートル程度(13.56メガヘルツ(以下、MHz)帯の場合)しか取れず適用分野が限られていましたが、本年4月の総務省令改正により、新たにUHF帯域(952から954MHz)がRFID向けに割り当てられたことで、最大4メートルまでの読取りが可能になり、応用範囲が拡大しました。 両社はこうした動向を踏まえ、共同で、株式会社富士通研究所(注2)の最先端テクノロジーをベースに、いち早くUHF帯RFID製品群の開発を進めてきました。今般これらを「TagFront」として体系化し販売開始します。 「TagFront」は、RFIDタグからミドルウェア、アプリケーション、サービスまでをトータルソリューションとして、幅広い商品展開を行うものであり、具体的には、以下の製品・サービスより構成されます。
これにより、高セキュリティの下、RFIDの適用範囲を拡大することで「人手をかけずに、モノの管理を容易にする」ことができるようになり、「ゲートでの商品一括検品」「倉庫でのロケーション管理」といった業務への応用が新たに可能になります。 加えて「RFIDシステムサービスの早期安定稼働」「RFIDミドルウェア活用によるアプリケーション開発の効率化」などを実現することで、フィールド・イノベーション(現場の革新)を加速し、お客様の競争力向上に貢献していきます。なお、富士通製UHF帯RFIDタグ用チップ「MB97R7020」(950MHz帯、ISO/IEC18000-6 TypeB、256バイトのFRAM(注3)内蔵)については、ユビキタスIDセンターより、国内向け初のUHF帯RFIDタグ用チップとして、7月7日付で認定番号01-007号、カテゴリ1、クラス1のucodeタグとして認定を受けています。 本製品群は、7月14日(木曜日)、15日(金曜日)に東京国際フォーラムにて開催される「富士通フォーラム2005」で出展します。 【本製品群の特長】
【主な製品の販売価格、および出荷時期】
【販売目標】2007年度末までに累計売上1,000億円(ソリューション、プラットフォーム含む) (当社の決算期は3月末日です。) 【坂村健 東京大学教授からのコメント】(T-Engineフォーラム会長・ユビキタスIDセンター代表)「国内で新しく950MHz帯のRFID利用が認可されました。RFIDは周波数の違いにより形状や特性が違い、それぞれ適した応用も異なります。富士通はいち早く950MHz帯のRFID用チップを開発し、ユビキタスIDセンターは、申請に基づき本チップをucodeタグとして認定いたしました。ユビキタスIDセンターはタグの番号ucodeから関連する情報を提供する仕組みを提供していますが、新しい周波数帯のucodeタグの登場は、この機構の適用シーンがより広がるものと期待しています。」 【商標について】記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。 以上 注釈関連リンク
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。 |
|