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東大病院が非接触型手のひら静脈認証技術を利用した入室管理を開始
東大病院様は、これまでも不正侵入を防止するために、情報部門の入室管理に指紋を使った生体認証技術を用いてこられました。2005年4月からの個人情報保護法の本格的な施行を背景に、より充実した情報漏洩防止を目指し、2005年3月28日より、当社の非接触型手のひら静脈認証技術を採用した入室管理を開始しました。 本システムは、セキュリティレベルを事務室、開発室、サーバ室の3段階に分け、それぞれの入り口に非接触型手のひら静脈認証装置を設置しています。事前に登録した手のひらの静脈パターンと、非接触型手のひら静脈認証装置が読み取った情報を照合することで本人を確認し、入室者を段階的に絞り込んでいます。 手のひらの静脈は、人によってすべて異なり、大きさ以外は生涯変わらないと言われています。また体内にあって識別情報も豊富なことから、偽造による「なりすまし」も困難で、きわめて高いセキュリティを確保できます。さらに寒さやケガ、手荒れなどの影響も受けにくく、認証にあたり外部環境の変化に強いのも大きな特長です。また、当社は、非接触方式を採用しているため、認証時、装置との接触部分が少なく、手をかざすだけで照合することができます。これにより多くの利用者が同じ装置に触れることへの心理的抵抗感を軽減しています。 当社は今後も、非接触型手のひら静脈認証技術をはじめとする最新のセキュリティ技術により、幅広い業種での情報管理を支援してまいります。 【非接触型手のひら静脈認証装置の特長】
【非接触型手のひら静脈認証装置の今後の展開について】現在、非接触型手のひら静脈認証装置の小型化に向けた取り組みを行っており、これにより、従来の据え置き型ATMの操作スペースの有効活用が図れるほか、コンビニATM、キオスク端末や部屋の入退室管理などへの取り付け自由度が大幅に拡大します。将来的にはパソコンへの搭載など、より多くのシーンでの活用が想定されます。 【商標について】記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。 以上 注釈
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