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平成17年4月27日
東京ガス株式会社
ユーシーカード株式会社
富士通株式会社 |
東京ガス株式会社21拠点に多機能ICカードによる社内キャッシュレスを導入
〜食堂・売店での利用がキャッシュレスに 新宿パークタワー入退館管理でセキュリティを向上〜
これまで、多機能ICカードにより社内キャッシュレスを実施している企業はありますが、今般の東京ガスグループの取り組みは、施設数21拠点、利用者数約1万3千人と国内最大規模となります。
東京ガスグループが導入するのは、ポストペイ(後払い)方式のキャッシュレスシステムです。
UCカードは、東京ガスグループ社員に専用クレジットカードと、それに紐付いた非接触ICチップ搭載の従業員カードを発行します。東京ガスグループ社員は、グループ企業内の食堂・売店では毎月3万円を上限として従業員カードを利用して、またグループ企業外の一般店舗ではクレジットカードを利用してキャッシュレス精算が可能です。
富士通は、食堂・売店で利用するICカードリーダー、POSレジなどを含む精算システムから、食堂・売店での利用データをインターネットデータセンターで蓄積する仕組みまでを構築し、東京ガスグループ企業内の食堂・売店精算業務を効率化します。
東京ガスは、蓄積した従業員カードの利用データを、月1回、クレジットカードの利用としてまとめて売上を計上します。東京ガスグループ社員は、グループ企業内の食堂・売店利用分と、グループ企業外の一般店舗利用分をクレジットカードの利用としてまとめて精算することができます。
非接触ICチップ搭載の従業員カードは、東京ガスのオフィスが入居する新宿パークタワー(所在地:東京都新宿区 所有・運営:東京ガス都市開発株式会社 社長:石川赳夫 以下、東京ガス都市開発)において、ビルの入館証としても利用できます。東京ガス社員は、従業員カードを専用読取機にかざすだけでビルの入退館が行え、東京ガスは個人レベルの入退館認証を実現できます。
東京ガス都市開発は、新宿パークタワーに入居する東京ガス以外のテナント企業約60社の社員約7千人にもセキュリティカード(入館カード)を発行、株式会社FFC(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:森本直樹)より、新宿パークタワーに専用読取機をはじめとする入退館管理システムを導入し、ビルの入退館管理を総合的にサポートいたします。
新宿パークタワーのテナント企業社員に配布するセキュリティカードには、電子マネー「Edy」機能も搭載いたします。これにより、新宿パークタワー内のショップ、レストラン等19店舗(注1)で、かざすだけで決済ができるスマートなキャッシュレス決済を実現し、利用者の利便性向上を図ります。
なお、新宿パークタワーでは、本年7月以降「おサイフケータイTM」による入退館管理も開始予定です。これは超高層複合ビルとしては初の試みです。
- 「Edy(エディ)」は、ビットワレット株式会社が管理するプリペイド型電子マネーサービスのブランドです。
- 「おサイフケータイTM」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。
<概要>
サービス開始時期
導入拠点
(1)東京ガス本社 (2)新宿パークタワー (3)幕張 (4)千住・・・・計21拠点
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以上
注釈
関連リンク
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。

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