英国防省が防衛情報インフラの次世代プロジェクトについて
アトラスコンソーシアムを優先入札業者に選定

国防省の調達担当大臣であるBach卿は、英国時間3月2日、英国防省の防衛情報インフラの次世代プロジェクトについて、優先入札業者としてアトラスコンソーシアムを選定したことを発表しました。

アトラスコンソーシアムは、主契約者のEDS、メインパートナーのFujitsu Services Ltd.(富士通サービス)、主要サブ契約者のGeneral Dynamics CorporationとEADS Defence and Security Systems Limited、LogicaCMGから編成されます。

今回の優先入札業者の選定に関する発表は、英国防省の防衛情報インフラに関する次世代プロジェクトの第1期増強計画に向けてのものです。この第1期計画の契約金額は、合計でおよそ23億ポンド(約4,500億円)に達します。なお、今後の増強計画については、英国防省が第1期計画を評価した後に決定されます。

英国防省の防衛情報インフラの次世代プロジェクトは、英国防省の多数の独立した情報システムを統合し、より効率的な情報インフラに置き換えます。加えて、「ディフェンス チェンジ プログラム」により取り組んでいる数々の国防省効率化をも実現します。これらは、防衛白書により、「Network Enabled Capability(統一された情報ネットワークによる軍の活動能力強化)」として紹介されています。

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