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[ PRESS RELEASE ]
2005年3月15日
国立大学法人九州大学
株式会社富士通研究所

九州大学と富士通研究所が
IT分野の先端研究に関する組織対応型連携契約を締結

国立大学法人九州大学(注1)(以下、九州大学)と株式会社富士通研究所(注2)(以下、富士通研究所)は、IT分野の先端研究に関する組織対応型(包括的)連携契約を締結しました。

今回の連携契約は、情報・通信・デバイスの先端技術の研究開発、学術研究の振興、研究成果による社会貢献、研究者・技術者の育成を推進するためのものです。本連携に基づく協力により両者は、技術開発力の向上、研究開発のスピードアップ、世界水準の研究遂行、高度な教育の推進、さらには先端科学技術の研究開発を通した社会の発展への貢献を行っていきます。

【連携契約締結の背景】

九州大学は、世界に先駆けた研究成果の創出と、創造性を育み知の時代の要請に対応できる知識を持った人材育成を、多様な産学連携活動とともに推進しています。また、富士通研究所は、グローバル競争を勝ち抜く為に必要な基礎・基盤研究から事業化に至るまでの研究開発の効率化とスピードアップを図るため、産学連携を積極的に推進しています。今回の両者による組織対応型連携契約の締結は、これらの活動をより一層強化するためのものです。

【連携契約の目的】

今回の連携契約の目的は、それぞれが有する人的資源・知的資源・施設・装置を提供し、相互に連携しながら、情報・通信・デバイスの先端技術を開発し、あわせて学術研究の振興、研究成果による社会貢献および研究者の育成を推進していくことです。

【連携契約の意義】

九州大学と富士通研究所は、次世代の情報検索や知識発見のための研究を中心とした基礎的な研究開発をこれまでも共同で進めてきました。今回の連携契約は、両者の関係を、従来の個別の共同研究プロジェクトによる協力関係から、組織間のパートナーシップによる協力関係に発展させるものです。この連携契約により、知的財産権などの取扱いを勘案した組織的な共同研究プロジェクトの推進、研究者・学生の人的交流をより柔軟に進めることが可能となります。加えて、緊密なパートナーシップの構築により、研究施設・設備などの資産の相互活用による研究開発のスピードアップと効率化を実現します。

【連携契約に基づく取り組み】

今回の連携契約は、下記の2点の活動を中心にしたものです。これらの活動により、九州大学の研究成果の社会還元と研究教育を促進するとともに、富士通研究所の技術力向上と研究開発のスピードアップを図っていきます。

  1. 共同研究等の実施

    情報・通信・デバイスの先端研究に関する共同研究プロジェクトを両者により立案し、相互の人的資源・知的資源・施設・装置などの資産を活用しながら協力して進めていきます。

  2. 研究者の交流

    共同研究プロジェクトを推進する中で、両者間の交流を活性化させ、相互の研究者のレベルアップを図り、IT分野の先端研究における人材育成を進めていきます。

以上

注釈

(注1)国立大学法人九州大学:
総長 梶山千里、所在地 福岡県福岡市。
(注2)株式会社富士通研究所:
社長 村野和雄、本社 神奈川県川崎市。

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