[ PRESS RELEASE ] |
2004年12月8日
フランステレコム
富士通株式会社 |
フランステレコムと富士通、新サービス提供に向けた
パートナーシップ契約に基づくプロジェクトを発表
本プロジェクトの第一フェーズでは、両社がもっている既存のグリッドコンピューティング技術を融合し、フランステレコム内部の膨大なデータを使って、データマイニングや料金計算などの解析を行ないます。さらに、これをふまえ第二フェーズでは、他企業へも提供できる、グリッドコンピューティングを活用した新たなサービスを生み出すことを目指します。これらを通じて、両社はそれぞれのお客様に対し、より迅速かつ効率的に、革新的な付加価値サービスを提供することが可能となります。
富士通は同社のCyberGRIP(注4)、自律分散型IT資源管理技術などをグリッドコンピューティング技術として提供します。フランステレコムR&D部門はデータ解析用のアプリケーションの他、通信分野に特化したミドルウェアなどを多数提供します。両社はそれぞれの強みを最大限に活かして、お客様へ価値あるサービスを提供していきます。
以上
注釈
- (注1)フランステレコム:
- 本社:フランス パリ、CEO:ティエリーブルトン
- (注2)富士通株式会社:
- 本社:東京都港区、社長:黒川博昭
- (注3)グリッドコンピューティング:
- 分散コンピューティングの一つの形式で、仮想的に高性能コンピュータとなる。コンピュータの中の使われていない処理能力や記憶容量を利用したり、複数のコンピュータを結んで分散処理をしたりして、1台のコンピュータでは対応しきれない大容量の処理を行う。グリッドコンピューティングは将来のIT基盤と考えられており、企業のIT分野に対する取り組みに変化をもたらすといわれている。
- (注4)CyberGRIP:
- 株式会社富士通研究所(本社:川崎市中原区、社長:村野和雄)のグリッド関連技術。富士通のミドルウェア製品「Systemwalker CyberGRIP」の母体。
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。
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