[ PRESS RELEASE ] |
2004-0227
2004年12月20日
富士通株式会社 |
産業有用微生物のゲノム解析システムを製品評価技術基盤機構様に納入
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当社は、独立行政法人 製品評価技術基盤機構(本所:東京都渋谷区、理事長:齋藤紘一、以下、NITE)様より、バイオテクノロジー産業を発展させる、微生物のゲノム解析システムを、2004年6月に受注し、10月1日より稼働させました。
NITE様は、本システムの導入により、従来のシステムに比べてゲノム解析能力が10倍以上となります。
なお、本システムには、当社のUNIXサーバ「PRIMEPOWER」を活用しております。
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日本では古くから醤油や味噌、日本酒などの生産にかかせない麹菌や、納豆の製造に必要な納豆菌など微生物を利用した産業が行われております。現在、石油を分解する菌や医薬品となる抗生物質を作る菌など多種多様の微生物が自然界から発見され、広く利用されています。
NITE様では、このような産業に有用である微生物のゲノムを解析し、微生物の特徴とゲノム情報を公開しています。利用者は、それらの微生物の塩基配列や遺伝子情報、推定遺伝子領域などの情報を入手し、創薬や環境などのバイオテクノロジー産業に役立てることができます。
NITE様に導入いただいたシステムは、解析業務の短縮と大量のシークエンス(塩基配列)解析などに対応するシステムであり、微生物のゲノム情報解析業務の基盤となるものです。
当社は、本システムの導入を通じて、産業有用微生物のゲノム解析業務の効率化および日本のバイオ産業活性化に貢献してまいります。
【本システムに使用した主な製品】
【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。
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