FUJITSU
Worldwide|サイトマップ
THE POSSIBIliTIES ARE INFINITE
Japan
元のページへ戻る本件に関するお問い合わせ先
[ PRESS RELEASE ]
2004-0215
2004年12月2日
国立大学法人大阪大学
株式会社富士通研究所

大阪大学と富士通研究所が
IT分野の先端研究における連携推進に関する協定を締結

国立大学法人大阪大学(注1)(以下、大阪大学)と株式会社富士通研究所(注2)(以下、富士通研究所)は、「IT分野の先端研究」での連携推進に関する協定を締結しました。今回の協定は、情報・通信・デバイスの先端技術の研究開発、学術研究の振興、研究成果による社会貢献、研究者・技術者の育成を推進するためのものです。本協定に基づく協力により両者は、技術開発力の向上、研究開発のスピードアップ、世界水準の研究遂行、高度な教育の推進、さらには先端科学技術の研究開発を通した社会の発展への貢献を行っていきます。

【協定締結の背景】

富士通研究所は、グローバル競争を勝ち抜く為に必要な基礎・基盤研究から事業化に至るまでの研究開発の効率化とスピードアップを、大学の知見を活用しながら行うために、産学連携を積極的に推進してきました。また、大阪大学は、世界に先駆けた研究成果の創出と、創造性を育み知の時代の要請に対応できる知識を持った人材育成を、多様な産学連携活動とともに推進してきました。今回の両者による連携推進の協定締結は、これらの活動をより一層強化するためのものです。

【今回の協定の目的】

今回の協定の目的は、それぞれが有する人材・専門知識・研究成果・施設を提供し、相互に連携しながら、情報・通信・デバイスの先端技術を開発し、あわせて学術研究の振興、研究成果による社会貢献および研究者の育成を推進していくことです。

【意義】

今回の連携協定は、大阪大学と富士通研究所との間の関係を、従来の個別の共同研究プロジェクトによる協力関係から、組織間のパートナーシップによる協力関係に移行させるものです。この連携協定により、知的財産権などの取扱いを勘案した組織的な共同研究プロジェクトの推進、研究者・学生の人的交流の推進が可能となります。加えて、緊密なパートナーシップの構築により、研究施設・設備などの資産の相互活用による研究開発のスピードアップと効率化が実現すると考えます。

【合意に基づく取り組み】

今回の連携協定は、下記の2点の活動を中心にしたものです。これらの活動により、大阪大学の研究成果の社会還元と研究教育を促進するとともに、富士通研究所の技術力向上と研究開発のスピードアップを図っていきます。

  1. 共同研究等の実施

    IT分野の先端研究に関する共同研究プロジェクトを両者により立案し、相互の人材・専門知識・研究成果・施設・設備などの資産を活用しながら協力して進めていきます。

  2. 研究者の交流

    上記の共同研究プロジェクトを推進する中で、両者間の研究者交流を活性化させていきます。

以上

注釈

(注1)国立大学法人大阪大学:
総長 宮原秀夫、所在地 大阪府吹田市。
(注2)株式会社富士通研究所:
社長 村野和雄、本社 川崎市中原区。

関連リンク

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。

元のページへ戻る ページの先頭へ

All Right Reserved, Copyright (C) FUJITSU