[ PRESS RELEASE ](ソフト・サービス) |
2004-0211
2004年11月22日
富士通株式会社 株式会社富士通研究所 |
大学向けeラーニング用コンテンツ作成ソフトウェア
「Campusmate/CourseNavig 同期コンテンツコンバーター」新発売
〜世界初! ビデオとプレゼンテーション資料の同期抽出技術を採用〜
近年、大学においては、社会人教育や生涯教育などのニーズも高まり、ユビキタス環境の進展を背景に、教育の拡充・多様化を図る手段の一つとして、時間や場所の制約を受けずに学習することができるeラーニングが注目されています。また、「e-Japan戦略II」においても、ITを活用した遠隔教育の推進が挙げられており、今後のeラーニングの浸透に伴う学習コンテンツの拡充が望まれています。
今回の新製品は、上記のニーズに応えるため、大学向け授業支援システム「Campusmate/CourseNavig V02」(注2)のオプションとして提供するものです。
現在のeラーニングの主要なコンテンツの一つは、授業映像と、その授業の中で使われているPowerPoint®の資料を同時に提示する、「同期コンテンツ」と言われるものです。
本製品は、富士通研究所が開発した、映像とPowerPoint®で作成した資料に含まれている文字パターンを照合して自動的に同期させる世界初の「映像と資料の同期抽出技術」(FIT2002論文賞受賞(注3)、特許出願中)を採用したことにより、「同期コンテンツ」を自動的に作成することができます。本製品を利用することにより、従来のコンテンツ作成時間を約6分の1に短縮でき、作業の大幅な効率化を実現できます。
本製品の使用に際しては、特別なスキルが不要なため、誰もが容易にコンテンツを作成でき、既存の講義映像を有効活用できるとともに、今後の講義内容の迅速なコンテンツ化に威力を発揮します。
【販売価格、および出荷時期】
製品名 |
販売価格(税別) |
出荷時期 |
「Campusmate/CourseNavig 同期コンテンツコンバーター」
|
60万円 |
11月30日より |
【販売目標】
2006年度末までに、「Campusmate/CourseNavig」シリーズで300機関への導入を目指します。(当社の決算期は3月末日です。)
【動作環境】
CPU | Intel® Pentium®4 (1GHz以上) ※デュアルCPU構成を推奨 |
メモリ | 1GB以上 |
ディスク容量 | 25GB以上(注) |
OS | Microsoft® Windows® XP (日本語版) |
ソフト環境 | Microsoft® PowerPoint® 2000 (日本語版) 以上 |
(注)上記ディスク容量は、通常授業(90分)映像をデジタルビデオからAVI(Audio Video Interleaving)形式にキャプチャーした場合(約20GB)を考慮した値です。
【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- (注1)株式会社富士通研究所:
- 社長 村野和雄、本社 川崎市中原区。
- (注2)Campusmate/CourseNavig:
- 大学の授業体系にフォーカスし、予習から復習まで、効率的な授業運営をサポートする授業支援システム。本年3月より提供。
- (注3)FIT:
- Forum on Information Technology.国内の情報系学会で著名な「電子情報通信学会」「情報処理学会」が年1回(秋季)共同で開催する大規模イベントで、最新の研究状況を発表し、意見交換を行う。
関連リンク
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。

|