[ PRESS RELEASE ](環境) |
2004-0173
2004年9月15日
富士通株式会社 |
お客さまの環境負荷低減に貢献する
「スーパーグリーン製品」の認定を開始
近年、一般消費者の環境意識が高まりを見せるとともに、企業・自治体ではグリーン調達の取り組みが本格化しつつあります。各事業者には、より一層の環境に配慮した製品開発が求められております。
当社は、これらに対応するために、「第四期富士通グループ環境行動計画(2004〜2006年度)」の製品環境対策において、「第三期環境行動計画(2001〜2003年度)」で実行したグリーン製品の開発をベースに、環境配慮においてトップクラスの要素をもつ製品の開発強化に取り組んでおります。全事業部門の主要製品群において、「省エネ」「3R設計・技術」「含有化学物質」などのいずれかの環境配慮がトップレベル(世界初、国内初、業界初、世界最小、国内最小、業界最小などのいずれかに該当)の製品を、「スーパーグリーン製品」として2006年度末までに順次提供してまいります。
今回は、第一弾として、「光磁気ディスク装置DynaMO LTシリーズ」および「ネットワークサーバ IPCOM Sシリーズ」を「スーパーグリーン製品」として社内認定いたしました。
【環境配慮の特徴】
光磁気ディスク装置[DynaMO LTシリーズ]
- 業界初、第三者認証「エコリーフ環境ラベル(注1)」を取得(9月6日公開)
光磁気ディスク装置として業界で初めて、社団法人産業環境管理協会(JEMAI) (注2)の第三者認証「エコリーフ環境ラベル」を取得し、環境負荷情報を定量的に公開しました。
- 省資源への貢献
「DynaMO1300LT」は、従来機種に比べ、本体質量を約45%(400g⇒220g)削減し、世界最小/最軽量(当社比)を実現しております。環境負荷もCO2排出量で15%削減しております。
- 輸送時の環境負荷抑制への貢献
従来の木製パレット(1パレット14.6kg)から紙パレット(1パレット7.5kg)に変更することで軽量化が図られ、従来機種からの製品本体質量削減分も見込むと輸送時で11%のCO2排出量を削減しております。
ネットワークサーバ[IPCOM Sシリーズ]
- 省資源への貢献
本製品は、セキュリティ問題への対処、通信回線容量の確保、安定したサーバの運用など、IPネットワークの活用に不可欠な機能を1台に統合したものです。個々の機能をもつ製品の組合せによる従来のシステム構築に比べ「省スペース化1/3、ケーブル本数1/3」を実現しました。
- 省エネルギーへの貢献
個々の機能をもつ製品の組合せによる従来のシステム構築に比べ、CO2排出量がお客様使用時で約40%と大幅な削減をしております。
当社は、さらなる環境負荷低減による持続可能な社会の発展に貢献するために、今回認定を開始した「スーパーグリーン製品」と、既に活動を開始しているソフト・サービス分野におけるグリーン認定製品「環境貢献ソリューション」を順次提供してまいります。
【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
用語説明
- (注1)「エコリーフ環境ラベル」:
- 環境ラベルとは製品やサービスの環境情報を、シールやデータ集等で示したもの。国際標準化機構(ISO)のISO14020シリーズでは、環境ラベルは、次の3つに分類される。タイプI:第三者認証に基づくもの。タイプII:自己宣言型のもの。タイプIII:ライフサイクルを通じた定量的な評価に基づくもの。「エコリーフ環境ラベル」はタイプIIIに準拠している。
- (注2)社団法人産業環境管理協会:
- 環境管理に関する諸活動を行う団体(公益法人)で、昭和37年発足。近年では、地球温暖化等の対策に関する調査・研究、国際規格“ISO14000シリーズ”の普及・推進、ライフサイクルアセスメント(LCA)の調査研究等に取り組んでいる。
関連リンク
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。
![](https://www.fujitsu.com/img/space.gif)
|