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[ PRESS RELEASE ](電子デバイス)
2004-0155
2004年8月26日
富士通株式会社

クローズドキャプションに対応したOSDC内蔵マイコン新発売

当社は、テレビ画面の文字表示を制御する32ビットRISC(注1)マイクロコントローラー「MB91F318A」を開発し、8月26日から販売活動を開始します。

本製品は、クローズドキャプション(注2)対応データスライサー(注3)と高機能OSDC(注4)を搭載することにより、テレビシステムの高性能化を容易に可能にするものです。本製品は、富士通ヴィエルエスアイ株式会社(本社:愛知県春日井市、社長:高橋 仁)と共同で開発しました。

現在、北米地域ではクローズドキャプションに対応した放送が義務化されており、テレビ画面にクローズドキャプションに基づいた文字を表示するためのデータスライサーが必須となっています。

また、ハイビジョン放送などテレビ放送の高品質化にともない、テレビの大画面化、高性能化が進んでいます。大画面表示を行うためには、画面制御用LSIに大規模プログラムの格納とプログラム処理の高速性が求められています。


MB91F318A

当社は、OSDCを搭載した従来製品である「MB91F312」にクローズドキャプション対応データスライサーを加え、さらに大画面においても高品位な文字を表示するためのOSDCを高機能化した「MB91F318A」を開発しました。本製品を利用することにより、北米用テレビに必須であるクローズドキャプションに基づいた文字情報の復号と表示をワンチップで実現し、大画面・高品位なテレビの画面表示を高速に処理することができます。なお、データスライサーを必要としないお客様向けに、本機能を搭載しない製品も開発中です。

【販売価格、および出荷時期】

製品名 販売価格(税別) 出荷時期
「MB91F318A」 3,000円 10月下旬より

【販売目標】

月産20万個

【本製品の特長】

  1. データスライサーや高機能OSDCをワンチップに搭載

    北米で使用するテレビにおいて必須機能であるデータスライサー、文字をテレビ画面に表示するための高機能OSDC、および様々なプログラムを実行させるCPUをワンチップに搭載しているため、テレビの高性能化を実現するだけでなく、テレビ用システムの搭載チップ数を低減することができます。

  2. 大画面に対応した文字表示が可能

    表示領域が80文字×32行と広く、大画面のテレビにも拡大文字などを使用せずに、高品位な文字を表示することができます。さらに、クローズドキャプション専用のレイヤも所持しているため、映像やメニュー画面など他の文字情報にクローズドキャプションに対応した文字を重ね合わせて表示することが可能です。

  3. 4096文字分のフォントメモリを内蔵

    大容量ROMを搭載することにより4096文字分のフォントを定義できるため、多彩なデザインのメニュー表示を行うことが可能となりました。また、漢字圏のような多種類の文字を必要とする地域にも対応可能です。さらに、ROMだけでなく、16文字分のフォント用RAMを搭載しているため、フォントのカスタマイズも可能です。

【主な仕様】

プロセステクノロジー0.25マイクロメートルCMOSテクノロジー
動作電圧内部:2.3V〜2.7V(標準:2.5V)
I/O部:3.0V〜3.6V(標準:3.3V)
メモリプログラム用フラッシュメモリ:1メガバイト
フォント用ROM:384キロバイト
フォント用RAM:1.5キロバイト
RAM:48キロバイト
最大動作周波数(CPUクロック)40MHz(最大52ミップス(注5)
最大動作周波数(OSDCクロック)90MHz(PLL(注6)内蔵)
通信インターフェースおよび主要搭載マクロUSBファンクション(注7)、 FIFO16段付きI2Cコントローラー、UART(注8)、データスライサー、ADコンバーター、PPG、PWC、リロードタイマー
パッケージLQFP(注9)-176ピン

【商標について】

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

(注1)RISC(Reduced Instruction Set Computer):
命令セットを簡略化することで高速処理を可能にするマイクロプロセッサ。
(注2)クローズドキャプション(Closed Caption):
北米にて採用されている文字放送規格。
(注3)データスライサー(Data Slicer):
テレビ放送の信号からクローズドキャプションデータを取り出す機能。
(注4)OSDC(On Screen Display Controller):
ディスプレイなどの画面上に、文字や画像を重ね合わせて表示させる機能。
(注5)ミップス(MIPS:Million Instructions Per Seconds):
1秒間に百万回の単位で処理できる命令数。
(注6)PLL(Phase Locked Loop):
入力信号の周波数と、出力信号の周波数を一致させる電子回路。カウンターを組み込むことで入力信号の整数倍の周波数で信号を出力することもできる。
(注7)USB(Universal Serial Bus):
コンピュータに、キーボードやプリンタなどの周辺機器を接続するシリアルインターフェースの規格。
(注8)UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter):
調歩同期式シリアル通信機能マクロ。本マクロはクロック同期通信も可能。
(注9)LQFP(Low-profile Quad Flat Package):
取り付け高さが1.7mm以下の表面実装型プラスチックパッケージの一種。

関連リンク

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