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[ PRESS RELEASE ](ソフト・サービス)
2004-0166
2004年6月24日
富士通株式会社

「APMサービス」における「TransMigrationサービス」を強化・拡充

〜多彩な選択肢を備えた高品質・短期間のマイグレーションを実現〜

当社はこのたび、「APMサービス」における「TransMigration(トランスマイグレーション)サービス」を、強化・拡充いたします。同サービスを再編・体系化するとともに、新たに「資産マイグレーションサービス」を追加することで、多彩な選択肢を備えた高品質かつ短期間でのシステム移行(マイグレーション)を実現します。

これにより、お客様の既存システム資産を最大限有効に活用したうえで、継続的なシステムの最適化が可能となります。

近年、お客様のITシステムにおいては、既存アプリケーション資産の維持・管理にかかる運用・改修コストの抑制に加え、2007年問題対応や技術革新の取り込み、さらには事業再編・市町村合併などへの対応が課題となっています。

その解決にあたっては、お客様の事業の将来計画を踏まえ、既存アプリケーション資産の継承と有効活用を図りながら、継続的にシステムの最適化を図る必要があり、「マイグレーション」は、その有効な手法と考えられます。

当社はこのようなお客様のニーズにお応えするため、今般、「APMサービス」(注1)における「TransMigrationサービス」を再編・体系化するとともに、「資産マイグレーションサービス」を新たなメニューとして追加しました。

「TransMigrationサービス」は、他社・自社機に関わらず、メインフレーム、オフコン、オープンベースで稼働しているシステムを、お客様のニーズ・最新の技術動向を踏まえ、最適なプラットフォームへの移行・再構築を支援するものです。移行先としては、メインフレームシステムを含む多彩なハードウェア・言語環境をご用意します。

概念図[クリックすると拡大表示されます]

本サービスは、これまで当社が培ってきた「メインフレーム」「UNIX」「Linux」「Windows」等に関するプラットフォームおよびソフト・サービスに関する技術・ノウハウを結集したもので、具体的には、以下により構成されます。

[診断フェーズ]
「資産分析サービス」:既存アプリケーション資産の稼働状況や特性の分析を実施
「POC(Proof of Concept)サービス」:既存アプリケーション資産の一部を対象に移行方式の妥当性を検証
[構築フェーズ]
「資産マイグレーションサービス」:既存アプリケーション資産を有効活用し、メインフレームを含む次期システムへの移行を実施
「パッケージ適用サービス」:業務パッケージを利用したシステム再構築を支援
「再構築サービス」:業務仕様を見直し、新規システムの開発を支援
「インフラ・運用構築サービス」:インフラや運用環境の構築を支援

これらにより、短期間で高品質なマイグレーションを可能とするとともに、オープンシステムに移行した場合にも、基幹業務に耐えうる高い運用性を実現します。

当社は、本サービスを通じて、お客様の既存アプリケーション資産の有効活用を図りながら、継続的なシステムの最適化を支援するとともに、今後ともお客様起点の立場よりお客様の経営課題の解決と事業の発展に貢献してまいります。

【販売価格、および出荷時期】

サービス名 販売価格 出荷時期
「TransMigrationサービス」 個別見積 即日(一部は2004年12月提供)

【販売目標】

2006年度末までに「TransMigrationサービス」全体で売上1,200億円 (当社の決算期は3月末日です。)

【「TransMigrationサービス」の特長】

  1. 最適なプラットフォームへの移行・再構築を支援

    既存アプリケーション資産の継承と有効活用を図り、お客様のニーズ・最新の技術動向を踏まえたうえで、メインフレームを含む最適なプラットフォームへの移行・再構築を図ります。当社の強みである「プラットフォーム」「ソフト・サービス」に関する技術・ノウハウを結集し、事業再編・市町村合併などにおけるシステム統合ニーズにも対応します。

  2. 短期で高品質なマイグレーションを実現

    オープンプラットフォームへの移行の場合に、メインフレームのアプリケーションを少ない修正で動作させるミドルウェア「マイグレーションスイート(仮称)」(注2)を提供します。これにより、手作業による修正量が、最大50%削減できます(当社従来比)。

    さらに、基幹業務に耐えうる高い運用性を実現するために、マスタコンソール機能や実行日付連携機能、ファイル操作機能などを追加・拡充し、オープンプラットフォームの運用機能を強化します。(資産マイグレーションサービス)

  3. お客様のニーズに合った多彩なマイグレーションを提供

    COBOLからJavaへの自動変換機能など、50種類以上のマイグレーションパターン(注3)をとりそろえ、お客様の幅広いニーズにお応えします。また、実績あるパートナー企業との協業により、さらに多彩なマイグレーションを実現します。(資産マイグレーションサービス)

【商標について】

「TransMigration」は商標登録申請中です。また、その他の記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

(注1)APMサービス:
Application Portfolio Management.メインフレームやUNIXサーバなどで稼動しているお客様のアプリケーション資産について、全体最適の視点から、アウトソーシングを含め、継続的な品質改善と効果的なIT投資を実現するためのサービス(2003年7月に発表)。
(注2)マイグレーションスイート:
アプリケーション動作時に必要なランタイム(実行環境)で、メインフレームの持つ、オンラインや運用における高信頼な機能を提供し、アプリケーションの修正量を減らすミドルウェア。
(注3)マイグレーションパターン:
移行元および移行先のプラットフォームと言語の組合せ。

関連リンク

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