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[ PRESS RELEASE ](ソフト・サービス)
2004-0107
2004年6月15日
富士通株式会社

PDM製品のブランドを「PLEMIA」に統一

〜お客様の製品開発力の強化と競争力向上に貢献〜

当社はこのほど、富士通グループ各社より販売しているPDM(注1)製品のブランドを「PLEMIA(プレミア)」に統一いたします。あわせて、これまでの製品体系を一新しお客様から見て分かりやすい3群構成とし、さらなる製品強化・ラインナップ拡充を図ってまいります。

当社は、同ブランド関連製品の販売により、今後2年間で100億円の売上を見込みます。

近年、製造業においては、競争力のある製品をいち早く市場に投入する必要性が高まるとともに、ビジネスの急激な変化、企業間協業、さらにはグローバル化に対応した情報共有・連携が必要となっています。それに伴い、製品情報の円滑な共有を実現するPDMシステムの重要性が増しています。

富士通グループでは、これまで、事業規模が大きなお客様向けの基幹PDM製品として「PDMSTAGE」、中堅企業や小規模部門などで低コスト導入が可能な「PDMate」、Web環境向けの「WebPDMソリューション」、また、製品構成管理を中心としたメカ・エレキ用「MESLINK」などのPDM製品を提供してまいりました。

このほど、これらの製品のブランドを「PLEMIA」に統一するとともに、製品開発のライフサイクルに関わる知的財産情報の部門横断的管理を可能とする製品構成といたしました。お客様は、製品開発のスピードアップに必要な設計環境の変化に合わせて、最適なPDM運用環境を実現することが可能になります。

主な製品のカテゴリ:

  1. エンジニアリングデータ管理
    CAD/CAM/CAE/DMU(注2)などで作成されたデジタルデータやアセンブリデータを、版数などを含めて統一的に管理します。
  2. 部品表管理
    メカ系部品、エレキ系部品を統合的に管理します。
  3. お客様のニーズに応える豊富なアプリケーション群(オプション)
    マトリクス部品表、日程管理、環境情報管理などの様々な業務アプリケーションをご提供いたします。

富士通グループ各社は、製造業及びPDMに関する豊富な技術・ノウハウを有しており、これまで多くのお客様の製造・設計システム構築に関わってまいりました。今般、「One FUJITSU」として、「PLEMIA」ブランドの下に、グループの総力を結集し、お客様の製品開発力の強化と競争力向上に貢献してまいります。

【「PLEMIA」の狙い】

「PLEMIA」は、富士通グループの技術・ノウハウを結集し、お客様の設計・開発を加速することを狙いといたします。

  • 高速な操作レスポンス
    PDMパッケージにおいては、レスポンス速度の向上が課題となっています。「PLEMIA」では機能のみならず、レスポンスの高速化も追求してまいります。例えば、製品構成の正展開構成の処理時間は従来パッケージと比べ、5倍から30倍の高速化を実現するとともに、逆展開、検索についても速度向上が見込めます。
  • 新発想「デマンドユニット」による稼動期間の大幅削減
    従来、お客様のご要望にお応えするため、個別に要件をまとめてカスタマイズ対応してまいりました。「デマンドユニット」は、当社がこれらのノウハウを集大成した業種・業務テンプレートです。豊富な実績から適用パターンを分析し、利用頻度の高い組み合わせについて予めテンプレートとして準備しておくことで、30%〜50%の導入期間・コストの削減できます。
  • マルチCAD対応
    異なる2D、3D CADシステムデータの統合管理機能(アセンブリ構成、版数など)を提供します。従来各々のCAD毎に専用のデータ管理システムが必要でしたが、「PLEMIA」ではCADデータの一元管理を実現するとともに、効率的な活用が可能となります。

以上

注釈

(注1)PDM:
Product Data Managementの略。製品情報管理。製品の開発時に必要となる情報を一元管理して、開発期間の短縮を図る管理手法。
(注2)DMU:
Digital Mock-Upの略。製品の外見や内部構成などを比較・検討するために利用するシミュレーションソフトウェア

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。

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