[ PRESS RELEASE ] |
2004-0076
2004年5月6日
富士通株式会社 |
木村拓哉さん出演の「FMVシリーズ」TV-CM第13弾「空港にて」篇「大きくなれよ」篇
木村拓哉さんと哀川翔さんが初共演
「空港にて」篇、5月20日(木)より放映開始
謎の男(岸部一徳さん)の魔法にかかり、木村拓哉さんの顔が巨大化!?
「大きくなれよ」篇、5月11日(火)より放映開始
CM裏話満載のHP(http://ad.fujitsu.com/)を5月10日より公開
木村拓哉さんと、岸部一徳さんら異色の共演者が織りなす"不思議な掛け合い"と"不条理な世界"が好評のFMVのTV-CMシリーズ。シリーズ第13弾となるTV-CM「大きくなれよ」篇では、謎の男(岸部さん)の魔法にかかり、木村拓哉さんの顔が巨大化する、といったCG映像により、会話のやりとりだけでなくビジュアル的にもユニークで、今までにない木村さんをお楽しみいただけます。
また、「空港にて」篇では、先日、主演映画100本を達成するなど"兄貴的キャラクター"で人気の"Vシネマの帝王"哀川翔さんが、木村拓哉さんと初共演します。哀川翔さんにとって、今回のTV-CM「空港にて」篇が初めてのCM出演となります(※「一世風靡セピア」としての出演を除く)。ドラマやバラエティといったテレビ番組やコンサートを中心に活躍されている木村さんと、主にVシネマや映画を中心に活躍されている哀川翔さんというフィールドは違えど、まさに"2大ビッグスターの共演"が実現しました。
なお、CMのオンエアにあわせ、CMの裏話を満載したホームページ「FMV CF Side B STORY(URL=http://ad.fujitsu.com/)」を、5月10日(月)から開設します。さらに携帯サイト「富士通イベントインフォメーション(携帯版)(URL=http://ad.fujitsu.com/k/)」でも同様に、CMをさらに楽しんでいただけるコンテンツを提供します。
【「空港にて」篇】について
「空港にて」篇に登場する新しい『FMV-BIBLO LOOX(ルークス) Tシリーズ』は、事前に登録した指紋との照合により、OSへのログオン操作などが手軽に行える指紋センサーを新規搭載し、使いやすさとセキュリティを強化しています。また、DVDを見たり、保存することができ、バッテリーで最長約11.7時間も稼動(別売増設バッテリー利用)します。まさに、「エンターテインメント・モバイルノート」と呼ぶにふさわしいパソコンです。
CMでは、"FMVでワイヤレスモバイル"をテーマに、『LOOX』の新しい魅力を訴求していきます。木村さんの新しい『LOOX』を見て、「便利そうだね。」と初対面にも関わらず馴れなれしく近寄って来る妙に自信たっぷりな哀川翔さんと、その"哀川ワールド"に戸惑いながらも、冷ややかに応戦する木村さんとの楽しい会話のやりとりが、本CMの見どころです。
CMの内容
「空港にて(指紋)」篇(15秒)
空港の待合ロビー。飛行機を待つ間、新しい『LOOX』を取り出し、パスワードを入力するかわりに指紋センサーによって、簡単にホームページにアクセスする木村さん。その木村さんの嬉しそうな様子を隣りで見ていた哀川さんが、「便利そうだね。ソレ」「オレの指でもできるかな?」と不意に声をかけてくる。初対面の男(哀川さん)に慣れなれしく声をかけられ、戸惑いつつ「(僕の指紋でないと)無理ですよ」と応える木村さんに、「何で無理なの?同じようなもんだろ」と無茶なことを言う男(哀川さん)。迷惑そうな表情の木村さんにはおかまいなく、自分の指紋と木村さんの指紋をじっくり見比べている。結局、(自分の指紋で木村さんの『LOOX』にログオンするのは)無理とわかり、観念したように「微妙に違うな…。」と言う男(哀川さん)に、「当たり前じゃないですか」と冷ややかに応える木村さん。
「空港にて(黒光り)」篇(30秒)
空港の待合ロビー。飛行機を待つ間、新しい『LOOX』を取り出し、パスワードを入力するかわりに指紋センサーによって、簡単にホームページにアクセスする木村さん。その木村さんの嬉しそうな様子を隣りで見ていた哀川さんが、「便利そうじゃん。ソレ。欲しいなぁ」と不意に声をかけてくる。「売ってますよ、コレ」と教えてあげる木村さんの言葉には全く反応せず、「黒光りしてるところが、オレのイメージにピッタリだ。わかるだろ?」と強引に合意を求めてくる。「はい。わかります。」と仕方なく社交辞令で応える木村さんに、「わかる?オレにはわかんねえな」と急に突き放したような言い方をし、木村さんを驚かせる。
いつの間にか『LOOX』を自分の膝にのせ、恨めしそうに見ている男(哀川さん)に「コレ、売ってますよ」と木村さんが再度教えてあげると「いいねェー」と言いながら『LOOX』を自分のカバンにしまおうとする。「僕のですって、だから」と慌てて取り返す木村さん。「そうか・・」と言いながら、まだ『LOOX』を諦めきれない様子の男。
撮影エピソード
試合前にも似た不思議な緊張感
撮影は、4月中旬に都内の某スタジオで行われました。木村さんがひと足早くスタジオ入り。その後、哀川さんが笑顔ながらも少し緊張した面持ちで登場しました。お二人は挨拶を交わした後は余計な会話は一切なく、少し距離を置き役柄に入りきるため集中力を高めていました。その姿はまるで"リングに上がる前の勝負士"のようで、スタジオ内は試合前のスタジアムのような不思議な緊張感が漂いました。
木村さんの鋭いツッコミ
撮影前こそみなぎる緊張感の中でスタートしましたが、一旦カメラが回りはじめると木村さんと哀川さんが織りなす独特の世界に1回目のテイクからスタジオは大爆笑。本来、哀川さんの横にあるはずのボストンバッグがセットされておらず、木村さんがセリフ中で「手ブラなんですか?」と哀川さんにつっこむシーンも。スタッフが慌ててバッグを用意すると、それを見た哀川さんが驚いて「なんだ。手ブラじゃないじゃない。」と、スタッフにさらにツッコミを入れるシーンもありました。
バラエティ番組じゃない!
撮影では、直球勝負の哀川ワールドが炸裂。哀川翔さんの名言集『翔、曰く』(出版元:ぴあ)は、その簡潔・明快で心に響く言葉が多くの人たちの心をつかみベストセラーになりましたが、その哀川ワールドにさらに鋭いツッコミを入れる木村さんの力量は「さすが」の一言。同録で撮影していたためスタッフは、必死で笑いをこらえていたのですが、それでも漏れ聞こえてしまう笑い声に、「ダメだよ!笑っちゃ!同録なんだから。バラエティ番組じゃないよ。」と、木村さん自ら、スタッフにツッコミ系注意を促す爆笑場面もありました。
初めての現場に混乱!?
"出演者同士のアドリブによる会話のやりとり"が評判のFMVのCMシリーズ。アドリブによるライブ感を出すため、後半部分はほぼアドリブで会話をし、それを長回しで何テイクも撮るという撮影手法をとっています。シリーズ初登場の哀川さんは、何回も続くテイクに途中、「もう、オレ、何言っていいか、わかんなくなっちゃったよ!」と悲鳴にも似た声をあげる場面もありました。
木村さんも、新『LOOX』に大注目!
「黒光りしているところが、オレのイメージにピッタリ。」とCM中の哀川さんのセリフにもあるように、機能面だけでなくその高いデザイン性も特長の新しい『LOOX』について、木村さんは、「機能も揃ってるし、軽い、ルックスもいいし、コレは欲しい!本当に素晴らしいです(笑)。」と、新しい『LOOX』を大変気に入ってくださいました。
"釣り"が共通の趣味
FMVのCMシリーズは哀川さん曰く、「普段から見ていてとても面白いCMだったので、初のCM出演を決意した。」とのことで、今回ご出演いただくことになりました。撮影終了後、哀川さんは「CMは、映画と違って速度が速い。尺があるのでわずか何秒の世界でセリフを縮めるのは、結構難しくて大変だったけれど、木村さんの間がよくて、とてもやりやすかったし、やはりさすがだなと思いました。」との感想をいただきました。また、海釣り(哀川さん)とバス釣り(木村さん)の違いこそあれ、"釣り"という共通の趣味を持つお二人。哀川さんには、「今度は是非、釣りで男同士の勝負をしたいですね。」と、熱く語っていただきました。
哀川兄貴は、いつでも真剣
木村さんにとってもFMVの撮影現場は、「毎回、本当にエネルギーを消耗するし、出口が見えない迷路に迷い込んだようなもの」とのこと。今回の哀川さんとの共演については、「哀川さんの真面目さ、真剣さがすごく新鮮で、驚きました。現場でのこれまでにない空気も本当に楽しかった。今までにない出来上がりになったと思います。ご一緒させていただいて、見習うべき点もたくさんあったし、本当にすごい方だなと思いました」と、"哀川兄貴"について撮影終了後の感想もいただきました。
対照的な衣裳
木村さんの衣裳は、白いタンクトップに、革ジャン、ジーパンのラフなスタイル。一方、哀川さんの衣裳は濃い茶系の光沢感のあるスーツに、サングラス姿という哀川さんの定番スタイル。CMでは、役柄を服装で表現したようなお二人の衣裳の対比もお楽しみいただけます。
【「大きくなれよ」篇】について
新しい『FMV-DESKPOWER(デスクパワー) Tシリーズ』は、22型ワイドのスーパーファイン液晶で明るく鮮やかな液晶テレビとしても楽しめ、大容量250GBハードディスク搭載によりテレビ番組を最長約230時間録画できます。そして、あらゆるDVDに映像を保存でき、「見る・録る・残す」を思いのまま楽しめるシアタースタイルパソコンです。
CMでは、前夜に録画したテレビの野球中継を『DESKPOWER』で見ていた木村さんのもとに謎の男(岸部さん)が登場。謎の男が木村さんに魔法をかけると、木村さんの顔が"大顔面"になってしまいます。22型ワイド液晶の"大画面"だからこそ迫力のある映像を楽しめ、テレビ番組の長時間録画も可能な液晶テレビとDVD/HDDレコーダの機能を備えた新しい『DESKPOWER』の魅力を、"木村さんの顔が巨大化する"というサプライズな演出により、訴求しています。
シリーズ定番の謎の男(岸部さん)の理不尽な要求と木村さんの掛け合いの中に、木村さんの顔が巨大化するというユニークな演出を盛り込むことで、鮮度のある映像に仕上げました。魔法をかけられた木村さんの"大顔面"と、お二人の掛け合いが、本CMの見所のひとつです。
CMの内容
木村さんの実家の部屋。中央には、『FMV-DESKPOWER Tシリーズ』がドンと置かれている。ソファに座って、FMVの録画機能で録っておいた昨夜の野球中継を見ている木村さん。すると、またもや木村さんの背後から謎の男(岸部さん)が「夜中の試合を録画してたわけだ。」と言いながら登場し、「大画面がいいんですか?」と木村さんに尋ねる。木村さんは、「最高です。」と応えるが、一人でゆっくり野球中継を見たいため謎の男を軽くあしらう。すると、謎の男は、おまじないを唱えて魔法をかけ、木村さんの顔を"大顔面"にしてしまう。首から上だけが巨大化し、座っていたソファも壊れてしまうほどの重みに、木村さんは大慌て。「重ッ!重ッ!早く戻して!」と焦りまくる木村さん。謎の男は、「画面が小さく感じませんか?」と言って、困っている木村さんをどこか楽しんでいる様子。「お邪魔なようなので、私、これで帰らせていただきます」と帰るフリをする。それに慌てた木村さんは、「ちょっと待って!お願いします。元に戻してください。」と懇願する。そして、「コーヒーいかがですか?」と言っては謎の男の機嫌をとり、何とか元に戻してもらおうと必死になる。謎の男は、「コーヒーよりは紅茶、紅茶よりはココアが好き。」などと好き勝手な注文をつけ、顔の重みで首を動かすこともままならなくて困っている木村さんをからかっている様子。魔法を解いたフリをして巨大な顔のままの木村さんの元を去ろうとする。「戻ってないでしょ!」と謎の男を引き止めようと必死な木村さん。
撮影エピソード
撮影は「再会」の場
2000年スタートのFMVのCMシリーズも今回で13弾となり、木村さんが出演されているCMの中では、最長のシリーズとなりました。木村さんも、このCMシリーズに関して、「毎回毎回、岸部さんとの引き出しの開けあいという感じの撮影なので、ホンットにエネルギーを使います。だから、ある意味スポーツ選手と同じ心境というか、収録には常に健康状態をしっかり整えてスポーツに挑むような気持ちで臨んでいます。使ったエネルギーの分、毎回面白いものが上がってきてるし、すごく楽しんで仕事やらせてもらってる。これだけ長くなってくると現場の空気が他人行儀じゃなくなってくるので、次の撮影は、僕にとって『再会』という状況の現場になってますね。」とのコメントをいただきました。
大顔面は、白い風船で型取り
木村さんの頭が大きくなるシーンは、木村さんの顔の約2倍ほどの大きさに膨らませた白い風船を合成用素材として使い、それをもとに"大顔面"の型をとり、CGで映像を作りこんでいます。
腰にコルセット
木村さんの顔の重みに耐えかね、ソファが壊れるシーンは、紐を引っ張るとソファの下のつっかえ棒がはずれ、ソファの中央部分が陥没する仕組みになっています。木村さんには、安全のため、腰にコルセットを巻いていただきました。
持ち帰ったテレビの後は・・・
セットは、第12弾のCM同様、木村さんの実家の部屋という設定。前回、謎の男(岸部さん)が持ち帰ったテレビのあとのスペースには、金魚の水槽が置かれています。また、以前、平積みになっていたビデオテープもFMVに録りこみ今はすっきりとしています。
謎の男(岸部さん)は、魔法使い!?
今回の岸部さんは、木村さんに"魔法"をかけてしまう謎の人。こうなると人間だったのかどうかも微妙で、岸部さんの正体の不可思議な謎はますます深まります。
【共演者プロフィール】
- 岸部 一徳(きしべ いっとく)
- 1947年1月9日生まれ。57歳。京都府出身。
- 1968年、グループサウンズ「ザ・タイガース」でデビュー。71年に解散後、1975年テレビドラマ「悪魔のようなあいつ」で俳優へ転向。1998年には、元タイガースの沢田研二、森本太郎と3人で「TEA FOR THREE」を結成。「君を真実(まじ)に愛せなくては他の何も続けられない」をリリース。
- <おもな作品>
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映画: | 「その男、凶暴につき」(1989年) |
「死の棘」(1990年) |
※カンヌ国際映画祭グランプリ受賞/多数 |
※主演男優賞受賞「鮫肌男と桃尻女」(1999年)など |
- 哀川 翔(あいかわ しょう)
- 1961年5月24日生まれ。42歳。鹿児島県出身。
- 一世風靡セピアの一員として「前略、道の上より」でレコードデビュー。
- 連続TVドラマ「トンボ(TBS)」、映画「オルゴール」での新人らしからぬ存在感が認められ、1990年東映Vシネマ「ネオチンピラ・鉄砲玉ぴゅ〜(高橋伴明監督作品)」に出演。映画デビューは、1988年「この胸のときめきを」。
- 以後、映画、ドラマ、Vシネマなどで幅広く活躍。
今年3月、哀川翔主演100本記念作品「ゼブラーマン」が公開され、新境地を開拓。哀川翔名言集「翔、曰く」(ぴあ)も好評発売中。
- <おもな作品>
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Vシネマ: | 「とられてたまるか!」(1992年) |
「ろくでなし」(1993年) |
「チンピラ仁義 極楽とんぼ」(1994年)他 |
劇場映画: | 「獅子王たちの夏」(1991年) |
「木更津キャッツアイ」(2004年) 他 |
※第8回日本映画プロフェッショナル大賞(1999年)受賞 |
【CM概要】
作品名: | 「大きくなれよ」篇(15秒,30秒) |
「空港にて(指紋)」篇(15秒) |
「空港にて(黒光り)」篇(15秒,30秒) |
放映期間: | 「大きくなれよ」篇 5月11日(火)から |
「空港にて」篇 5月中旬から |
放映地域: | 全国 |
提供番組: | 「世界の車窓から」 |
テレビ朝日 | 毎週(月)から(金) 23時10分 から23時15分 |
(土)22時51分 から 22時57分 |
(日)22時54分 から 23時00分 |
【制作スタッフ】
クリエイティブディレクター: | 岡 康道(TUGBOAT)・大内 晃(電通) |
プランナー: | 多田 琢(TUGBOAT) |
プロデューサー: | 谷口 宏幸(東北新社) |
演出: | 石井 克人(337堀竹) |
スタイリスト: | 宇都宮 いく子 |
ヘアメイク: | 大渡 八千代・佐藤 富太・杵渕 陽子 |
美術: | 都築 雄二 |
撮影: | 松島 孝助 |
照明: | 木村 太朗 |
出演: | 木村 拓哉・岸部 一徳(「大きくなれよ」篇) |
木村 拓哉・哀川 翔(「空港にて」篇) |
クリエイティブエージェンシー: | TUGBOAT |
制作会社: | 東北新社 |
広告会社: | 株式会社電通 |
以上
関連リンク
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