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業界初!ワンチップで9種類のメディアカードに対応
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デジタルカメラの急激な普及に伴い、プリンタやデジタルAV機器では、メディアカードに格納されたJPEG(注2)データなどをダイレクトに表示・印刷する機能が基本機能として付加されてきています。一方、メディアカードの用途は、各種プリンタやデジタルTV、HDDやDVDレコーダをはじめとするデジタルAV機器に加え、電子楽器や携帯電話まで拡大しています。これらの機器では、複数のメディアカードへの対応も求められています。
このような背景のもと、当社は、高性能32ビットRISC(注3)プロセッサコア「FR60」をベースに、9種類のメディアカード対応ソフトウェアを標準搭載し、USB2.0インターフェースやUART(注4)などの通信インターフェースやDMAC(注5)といった各種周辺機能を搭載したワンチップLSIを開発しました。本製品により、拡大するメディアカード対応機器の市場ニーズに応えてまいります。
現在、市場で使われている全てのメディアカード(9種類)の読み書きが可能です。
内蔵されたROMにメディアカードインターフェースやUSB2.0などの通信インターフェースを制御するソフトウェアを標準搭載しているため、インターフェースに関するソフトウェア開発が不要であり、お客様の製品への搭載が容易です。
当社が用意するメディアカードやUSB2.0向けの標準ソフトウェアに加え、お客様のご要望に応じ、お客様独自の機能やJPEGライブラリなどアプリケーションソフトウェアを内蔵ROMに組み込むことができ、お客様独自の特長ある製品開発が可能となります。
最大動作周波数60メガヘルツ(以下、MHz)の、高性能な当社製32ビットRISCプロセッサコア「FR60」を採用しています。メディアカードへの高速な読み取りや、お客様のご要望に応じてROMに組み込んだ付加機能プログラムの高速処理が可能です。
なお、本LSIの評価やアプリケーションの開発環境として、パソコンやお客様のシステムをUSBバスで接続できる評価ボードと、各種コントロールソフトウェア・コンパイラ・デバッガ・リアルタイムOSを含むソフトウェアパッケージを、今後、提供していきます。
製品名 | 販売価格(税抜) | 出荷時期 |
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MB91341 | 800円 | 5月6日より |
月産4万個
プロセステクノロジ | CMOS 0.18マイクロメートル |
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動作電圧 | 外部3.0V〜3.6V(標準:3.3V)、内部1.65V〜1.95V(標準:1.8V) |
メモリ | 内蔵ROM:96キロバイト RAM:40キロバイト(高速スタック用8KBを含む) |
最大動作周波数(CPU) | 60MHz |
メディアカードインターフェース | コンパクトフラッシュ(CF)、メモリースティック(MS)、メモリースティックPRO、セキュアデジタルメモリーカード(SDメモリーカード)、マルチメディアカード(MMC)、スマートメディア(SM)、xDピクチャーカード(xD-Picture Card)、マイクロドライブ、NAND型フラッシュメモリ |
通信インターフェース | USBファンクション(USB2.0 FS対応)、UARTコントローラ |
パッケージ | LQFP(注6)-176ピン |
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。
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