[ PRESS RELEASE ] |
2004年3月10日
富士通株式会社 富士通フロンテック株式会社 |
日本初 銀行ATM対応の新アウトソーシングサービスを提供開始
~運用コストの削減と様々な流通店舗への設置が可能に~
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当社はこのたび、銀行ATMのすべての業務、ハードウェアの運用・保守および設置店の選定から契約までを一括して受託する、日本初のATMアウトソーシングサービスの提供を開始します。
このサービスを利用することで、銀行はATMの導入に際して出資金の拠出や機器投資の必要がなく、実質ゼロの運用コストを実現できます。
一方、潜在的にATMの設置に適した場所(スーパーマーケットや駅、コンビニエンスストアやその他のホットスポットなど)においては、最小限の設置費用で優れた金融サービスを一般利用者に提供できるため、自然にATM利用者が増え、取引件数に応じたキャッシュバックや集客増、売上増などさまざまなメリットが期待できます。
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従来、銀行ATMは自行管理による運用・保守が主流であり、多大な管理コストと人件費がかかっていました。また、コンビニエンスストアに代表される従来のATM設置形態では、設置費用が高いなどの理由で、設置店側のメリットが出しにくいという問題がありました。
今回、当社が発表する新サービスは、コストパフォーマンスに優れる新型ATMと当社IDCセンター利用による相乗効果で、これら二つの問題を一挙に解決する画期的なもので、日本で初めての試みとなります。
なお、詳しいサービス内容と新型ATMについては、3月11日~12日まで「富士通フロンテック総合展示会」(於:六本木ヒルズ 40階(一部49階)、時間:午前10時~午後5時)にて展示される予定です。
【本サービスの特長】
銀行ATMサービスを提供
当社が金融機関を提携先として、駅・スーパー・飲食店などの店舗へATM設置およびサービスを提供します。
運営センター集中管理によるフルアウトソーシングを実現
当社がATMの設置導入から保守、監視、警備・警送業務を一括受託により、ATMの導入負担が軽減できます。
専用端末を設計
ATMの取引ジャーナル、取引ログ機能等を運用センターにて管理できる専用のコンパクトATMを実現しました。これにより運用コストが削減でき、店舗へのATM導入が容易にできるようになります。
【ビジネス・モデルの概要】
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金融機関のメリット | 設置店のメリット |
- ATMの導入負担ゼロ
(入会金なし、出資金なし、機器投資なし)
- ATM運用作業負担最小
(法,制度上で必要範囲のみ)
- 収益性向上
(利用者手数料+決済手数料 ≧ 運用費)
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- 銀行ATMの設置が容易
(店舗設置に最適なコンパクト設計)
- 自行/他行とも同一利用者手数料による高い相乗効果
(来店客増加、店舗売上増加)
- 採算の取れるビジネスモデル
- 売上金入金処理が可能
(経費削減効果、利便性・安全性向上)
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【出荷時期】
2004年5月より
【販売目標】
今後5年間でATM設置台数10,000台を目標とします。
以上
関連リンク
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。
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