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青梅マラソン完走者の動画フィニッシュシーンをCDで現地提供〜RFIDと映像配信技術を応用〜
本サービス技術は、遊園地などの娯楽施設で入場者にメモリアルシーンを提供するなど、新しいスタイルのエンドユーザサービスの演出に利用できます。 【開発の背景】カメラ付き携帯電話やデジタルカメラの普及に伴い、自分自身を撮影するスタイル、いわゆる自分撮りがいつでもどこでもできるようになっています。しかし、マラソン大会中の自分撮りは難しく、同伴者がいない場合は撮影業者のサービスを受ける必要があります。 従来、撮影業者のサービスでは、撮影業者が撮影した写真やビデオを見て、ゼッケン番号を手がかりにランナーを特定し、プリントした写真や編集したビデオを提供していました。 【課題】しかし、従来のサービスでは、写真やビデオからゼッケン番号を識別する際に、ランナーの腕や他のランナーが重なってゼッケン番号が見えない場合があり、ランナーをもれなく特定できないという問題がありました。 また、多数のランナー一人ひとりの写真をプリントしたり、映像を切り出してビデオを作成したりする必要があるため、コストがかかるだけでなく、ランナーの要望が最も高い完走直後の現地で写真やビデオを提供できず、多くの大会参加者のニーズに応えることは困難でした。 【開発したサービス】今回開発したサービス技術は、完走者の動画フィニッシュシーンをもれなく自動作成し、ランナー一人ひとりのオリジナルCDを自動作成するものです。 タイムの計測システムとの連携によるフィニッシュシーンのリアルタイム作成と、各ランナーにカスタマイズしたコンテンツの自動編集により、各ランナー完走直後の現地でのオリジナルCD提供を実現しました。 開発した技術の特長は、以下のとおりです。
本サービス技術を利用することで、大会を主催する事業者は、任意のランナーのオリジナルCDを低コストで作成できます。また、完走直後という多くのランナーニーズに対応したタイミングで、CD発行が可能となります。 本サービス技術は、2月15日に開催された第38回青梅マラソンで利用されました。 【今後】今後、マラソン大会のようなスポーツイベントの主催者や撮影サービスの事業者を対象に、サービスの提供を進めていきます。 以上 用語説明
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