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[ PRESS RELEASE ]
2003年12月18日
富士通株式会社
レッドハット・インコーポレイテッド

富士通とレッドハット
ミッションクリティカル領域のLinuxソリューションを強化

〜Linux OSの機能強化とサポート支援を行う「共同開発推進室」を開設〜

富士通株式会社(本社:東京都港区 以下、富士通)と米国レッドハット・インコーポレイテッド(本社:米国ノースカロライナ州 以下、レッドハット)は、Linuxソリューションの提供に向けたグローバル提携の一環として、両社の技術者で構成する「共同開発推進室」をレッドハット内に開設し、12月18日より活動を開始します。

同推進室では、Linux OSの機能強化と、Linux OSに対するサポート体制の充実を図ります。これにより、お客様のニーズにお応えする機能をLinux OSに取り入れるとともに、世界のお客様に、よりきめ細かく充実したサポートを提供していきます。

富士通とレッドハットは、本年5月のグローバル提携以降、ミッションクリティカル領域のLinuxソリューションにおいて、ソフトウェア開発、マーケティング、営業、システム構築、サポートを共同で実施してきました。両社は、富士通のIAサーバ「PRIMERGY(プライマジー)」向けに、「Red Hat Enterprise Linuxソリューション」を提供するなど、共同でLinuxソリューションの推進を積極的に展開しています。

今回、Linuxソリューションの一層の強化に向け、「共同開発推進室」を両社共同で開設します。本推進室の概要は、以下のとおりです。

名称共同開発推進室 (Joint Development Organization)
所在地米国マサチューセッツ州ボストン市
活動開始時期2003年12月18日
活動内容・Linux OS機能の開発
・日本、ならびに海外における富士通のサポート拠点に対する迅速なサポート支援

富士通は、海外拠点を含めたグローバルサポート体制を構築しています。Linuxシステム構築サービスや稼動支援など、日本同様の充実したLinuxサポートを実施することで、システムの設計・構築・導入から運用までのライフサイクルをカバーする、一貫したサポートを提供していきます。

さらに、欧州では富士通シーメンスコンピューターズ(FSC)が、Red Hat Enterprise Linuxのワンストップサポート体制を整え、本日より提供を開始します。

両社は今後、「共同開発推進室」での活動成果をLinuxコミュニティ(注1)と共有し、Linuxシステムの信頼性、機能、性能の向上を支援するとともに、Linuxの普及促進に貢献していきます。

【富士通のコメント】

富士通株式会社 サーバシステム事業本部長 山中 明は、「Linuxの適用範囲は、インターネットサーバから、アプリケーションサーバやデータベースサーバなどのミッションクリティカルシステムまで、急速に拡大しております。こうした市場動向を踏まえ、富士通ではグローバルサポート体制を構築しております。このたびは、Linuxをより安心してお使いいただくために、5月にグローバル提携した内容をベースに、両社が共同で「開発推進室」を開設し、両社の技術とノウハウを共有して、より強力なサポートをご提供いたします。」と述べています。

【レッドハッドのコメント】

レッドハット ワールドワイド・セールス担当 上級副社長 アレックス・ピンチェフは、「富士通は、日本国内だけでなく国際的なエンタープライズサーバ市場におけるテクノロジリーダです。レッドハットと富士通が共同で「開発推進室」を設置して開発効率を高め、万全なバックライン・サポートの体制を整えることは、世界中のお客様にとって有益なものとなるでしょう。」と述べています。

【商標について】

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

用語説明

(注1)
Linuxコミュニティ:Linuxの開発・修正などを行うコミュニティ。メールやWebをベースに、全世界のネットボランティア(開発者)で形成される。

関連ホームページ

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。

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