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[ PRESS RELEASE ]
2003年11月25日
早稲田大学
株式会社富士通研究所
早稲田大学と富士通研究所が

最先端IT分野の教育・研究に関する包括的な協定書に調印

学校法人早稲田大学(*1)と株式会社富士通研究所(*2)は、早稲田大学の国際情報通信研究センター(略称:GITI、以下GITI)(*3)、大学院国際情報通信研究科(略称:GITS、以下GITS)(*4)の研究・教育活動、ならびに富士通研究所の研究開発活動を、それぞれの強みを活かしながら連携して推進することを目的として、本日、包括提携協定書を締結しました。これにより、両者は、新たに幅広い研究・教育協力関係を構築し、産学連携の発展および社会的ニーズに応えてまいります。

【目的】

今回の提携協定は、早稲田大学GITI・GITSと富士通研究所が協力し、お互いの特長を活かした教育プログラム・共同研究プロジェクトを充実させることにあります。GITI・GITSは、国際的に活動している多様なバックグラウンドを持つ教員を結集することで、情報通信分野に関する専門的かつ実務的な教育と研究を行っています。

【意義】

この取り組みにより、早稲田大学では、学生がIT分野の先進研究機関である富士通研究所と連携することで最新の高度ITを習得できるとともに、あらゆる面でより実践的なスキルを高めることができる、という大きな利点が期待されます。一方、富士通研究所は、大学の持つ豊富な人材・専門知識・研究成果・施設・設備などの資産を活用し、将来に向けた研究開発の一層のスピードアップと効率化が望めるという利点があります。

また、アジア太平洋地域を中心として留学生が三分の一を占め、英語だけによる課程修了も可能としているGITSでの教育・研究を通じて、アジア太平洋地域の一層の発展につながる人材育成ができることは大学・企業双方にとっても共通の利点といえます。

【合意に基づく取り組み】

以下の3点を中心に推進することで、産学連携の発展および社会的ニーズに応えてまいります。

  1. 連携大学院方式(*5)による研究指導

    両者が相互に連携し、「連携大学院方式」によるGITSの修士課程および博士後期課程の教育研究活動の一層の充実を図ります。

  2. GITIと富士通研究所の共同研究

    両者による共同研究プロジェクトをGITIに設置し、相互の設備を利用しながら協力して次世代の情報通信技術の研究を進めていきます。

  3. GITSにおける共同講義

    現在、本協力の先行的な試みとして、富士通研究所からの教授陣による授業(情報と通信の両分野における最先端の応用に関わる基礎論および特論を英語で実施)をおこなっており、今後、同様の講義を拡大してまいります。

以上

用語説明

(*1)早稲田大学 総長:白井克彦、本部:東京都新宿区
(*2)株式会社富士通研究所 社長:藤崎道雄、本社:神奈川県川崎市
(*3)国際情報通信研究センター(GITI:Global Information and Telecommunication Institute):
所長:富永英義、所在地:東京都新宿区
国内外の研究・教育機関と連携し、情報通信を軸とした学際的研究課題を設け、国際共同研究などを行い、情報社会の発展に寄与することをねらいとしています。1998年6月設立。
(*4)大学院国際情報通信研究科(GITS:Graduate School of Global Information and Telecommunication Studies):
委員長:富永英義、所在地:東京都新宿区
情報通信を通じて、国際社会に貢献できる人材の養成を主たる目的とし、情報通信システム分野、マルチメディアサイエンス分野、社会環境分野の教育・研究をおこなっています。2000年4月設置。
(*5)連携大学院方式:
大学と企業研究所などの組織がそれぞれの特長を活かし、相互に連携して、大学院での教育・研究を推進する方式です。

関連リンク

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