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[ PRESS RELEASE ](製品・サービス)
2003-0210
2003年11月12日
富士通株式会社
IPネットワーク対応、中堅規模企業への適用拡大などを実現

GLOVIAのCRM関連製品ラインアップを強化

当社はこのほど、統合業務パッケージ「GLOVIA(グロービア)」におけるCRM関連製品のラインアップを強化し、11月12日より販売を開始いたします。

これにより、中堅企業などを含む比較的小規模な事業所でも、CRMの迅速かつ安価な導入が可能になるとともに、既に構築済の企業においては、IPネットワークなどに対応した、より高度かつ顧客志向のサービスの提供が可能になります。

「CRM」は、企業とお客様の接点から生まれる様々な情報を活用する戦略的な経営手法として既に定着し、お客様を起点とした顧客志向ビジネスを実現するための、企業の経営基盤として不可欠なものとなりつつあります。近年では、中堅企業の導入機運も高まっております。また既に構築済の大規模企業においては、急速に普及が進むIPネットワーク(IP電話)への対応、サービスのさらなる高度化が求められるようになっています。

今般、当社では、こうしたニーズに応えるべく、統合業務パッケージ「GLOVIA(グロービア)」におけるCRM関連製品のラインアップを強化いたしました。

具体的には、以下の5製品を追加し、11月12日より販売を開始します。

  • VoIP対応中堅規模企業向けコンタクトセンター(*1)パッケージ「BroadChannel/LITE」
  • 統合依頼管理パッケージ「BroadChannel/依頼報告管理」
  • ナレッジマネジメントパッケージ「BroadChannel/Kfinity」
  • VoIP対応ACD(*2)パッケージ「BroadChannel/MCD」
  • VoIP対応音声自動応答パッケージ「BroadChannel/IVR(*3)

これらの製品により、中堅企業などを含む比較的小規模な事業所でも、CRMの迅速かつ安価な導入が可能になるとともに、既に構築済の企業においては、IPネットワークなどに対応した、より高度かつ顧客志向のサービスの提供が可能になります。

当社は、これまで10年以上にわたり、直接のお客様のみならず、さらにその先のお客様(カスタマーズ・カスタマ)を意識し、様々な業種・業務分野において最適なCRMシステムを構築してまいりました。今後とも、この優れた実績とノウハウをベースに、多様化する市場ニーズを先取りし、CRM関連の製品・サービスを随時発展・拡充させることで、お客様の顧客志向経営に貢献してまいります。

なお、当社は、11月13日(木)・14日(金)の両日開催される「第4回コールセンター/CRMデモ&コンファレンス」(東京:池袋サンシャインシティ・文化会館。詳細は、http://glovia.fujitsu.com/jp/event/tokyo/031113.html)にて、今回の新商品の関連セミナー・デモを出展します。

【販売価格および出荷時期】

製品名 販売価格(税別) 出荷時期
VoIP対応中堅規模企業向けコンタクトセンターパッケージ
「BroadChannel/LITE」
300万円から 12月26日
統合依頼管理パッケージ
「BroadChannel/依頼報告管理」
500万円から 11月28日
ナレッジマネジメントパッケージ
「BroadChannel/Kfinity」
880万円から 11月28日
VoIP対応音声自動応答パッケージ
「BroadChannel/IVR」
150万円から 11月28日
VoIP対応ACDパッケージ
「BroadChannel/MCD」
300万円から 12月26日
※「BroadChannel/IVR」のご利用にあたっては、「BroadChannel/LITE」もしくは、大規模企業向けの「BroadChannel」が必要となります。

【販売目標】

2003年度末までにCRM関連事業で1,300億円 ※当社の決算期は3月末日です。

【各製品の特長】

  1. VoIP対応中堅規模企業向けコンタクトセンターパッケージ「BroadChannel/LITE」

    お客様情報・問合せ案件・履歴を管理し、迅速かつ的確なお客様対応窓口を実現する、中堅規模企業向けコンタクトセンター構築のための基盤製品です。VoIPプラットフォーム上でWindows®サーバ1台でのシステム構築が可能です。上位版の大規模企業向け「BroadChannel」の対応窓口数を50以下に制限することで、製品価格自体を約1/2に抑えました。

  2. 統合依頼管理パッケージ「BroadChannel/依頼報告管理」

    フロントオフィス(コンタクトセンター)からバックオフィス(担当部門)への依頼案件に関する対応状況を管理・共有します。

    これにより、お客様からのお問い合わせに対して、窓口の担当者がバックオフィスの担当者に確認することなく、迅速に依頼の進捗状況を回答できます。

  3. ナレッジマネジメントパッケージ「BroadChannel/Kfinity」

    「組織」「人」「情報」の3要素で知識情報を管理することができます。窓口担当者は、過去の類似案件、その案件の専門家を検索することで、関連情報を得ることができます。また「BroadChannel/依頼報告管理」と組み合わせることで案件の依頼、進捗状況を把握しながら顧客対応が可能です。

  4. VoIP対応音声自動応答パッケージ「BraodChannel/IVR」

    VoIPプラットフォーム上で音声自動応答機能を実現。コンタクトセンターを利用するお客様が、応答メッセージに従って声で回答するだけで、予め用意された適切な回答を得ることができます。また、開発キットにより、フローを自由に作り変えることができます。

  5. VoIP対応ACDパッケージ「BroadChannel/MCD」

    VoIPプラットフォーム上で最先端のACD機能を実現。着信した案件を、自動的に最適な窓口の担当者に振り分けます。また、音声処理をおこなう特別なハードウェアを必要としないため、価格を従来の1/2に抑えました。

【参考:「GLOVIA」について】

当社は1996年より、会計データの戦略的活用、販売・生産・人事業務の効率化など、お客様の様々な課題解決のためにGLOVIAを開発・提供しております。これまでに7,000サイトを超える導入実績を有し、開発元がお客様のニーズを直接吸い上げ製品にスピーディーに反映できる体制や、「GLOVIAパートナープログラム」により、当社とパートナーが一体となってお客様の経営を支え、最適なソリューションを迅速に提供することを特長としています。

当社は、顧客起点経営を実践する上でもっとも重要なことは、従来の会計、給与、生産などの各業務で利用する顧客情報とフロントオフィス(コンタクトセンター)側で利用する顧客情報の一元化を実現し、顧客サービスの向上に繋げることが大切であると考え、昨年7月、GLOVIA事業とCRM事業を統合し、互いの相乗効果を活かすビジネスとして新たに確立いたしました。

【商標について】

  • 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

用語説明

(*1)
コンタクトセンター:「お客様相談窓口」「カスタマーサポートセンター」「受注 センター」など、顧客からの問合せ窓口。従来はコールセンターと呼ばれていたが、ファクス、電子メールやウェブからのアクセスの増加に伴い、最近では「コールセンター」ではなく、「コンタクトセンター」と呼ばれることが多くなっている。
(*2)
ACD(Automatic Call Distribution):自動着信呼分配装置。お客様からの電話の 着信を自動的に適切なコールセンター窓口担当者に振り分ける機能。
(*3)
IVR(Interactive Voice Response):自動音声応答/録音装置。

関連リンク

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。

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