東邦銀行（頭取：瀬谷俊雄）は、情報技術の進展や規制緩和による新たな業務拡大、お客様のニーズの多様化などの環境変化の中、福島県のリーディングバンクとして、より一層お客様のニーズに的確・迅速に対応するとともに、地域に密着したサービス拡大を目指し、IT投資に積極的に取り組んでおります。

その一環として、去る平成12年2月に「システムの発展性・拡張性の確保」・「システムの安全性の向上」・「システムコストの削減」を大きな目的として、富士通株式会社（代表取締役社長：黒川博昭）が新たに開発する「次世代勘定系システムPROBANK（プロバンク）の採用」と「東邦銀行システムの維持・運営管理の同社へのアウトソーシング」を決定し、同社と協力の上、稼働に向けた準備を進めてまいりましたが、本日稼働いたしました。

東邦銀行では、新勘定系システムの稼働により多様化するお客様のニーズに迅速に対応するとともに、オンラインサービスを24時間365日連続で提供できるシステムインフラが確立でき、また、システムの維持・運営をアウトソーシングすることで、経営資源をコア業務に集中することができます。このことで、これまで以上にお客様の期待と信頼にお応えし、充実したサービスをご提供することが可能となります。

富士通株式会社では、地方銀行様の勘定系を中心とする基幹系システムの共同化・アウトソーシングのニーズにお応えするため、次世代勘定系システムPROBANKの開発を行ってまいりました。PROBANKはこれまでの共同化システムとは異なり、複数銀行での共同利用を前提に開発された初の勘定系システムであり、富士通が継続して機能拡張を行うことで常に最新の機能を維持します。