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[ PRESS RELEASE ]
平成15年7月7日
富士通株式会社
株式会社日立国際電気

「FOMA」用の屋内用超小型無線基地局装置を出荷


株式会社日立国際電気(本社 東京都中野区 社長 遠藤 誠)と富士通株式会社(本社 東京都港区 社長 黒川博昭)は、株式会社NTTドコモ(以下 NTTドコモ)と共同で、NTTドコモの第三世代携帯電話(*1)「FOMA/フォーマ」用の屋内用超小型無線基地局装置を開発し、7月7日から出荷を開始します。

本装置は、イベント会場やビル内、地下街や地下鉄の駅など、屋内でこれまで電波が届きにくかった場所でサービスを提供するのに最適な装置です。

従来、複数のカードに分かれていた機能を最適化と高密度実装で集約し、カード数を減らすことで、高さ約40センチ、幅約32センチ、奥行き約22センチ、重さは約15キロの小型軽量化と低消費電力化(約160W)を実現しました。さらに、冷却空気の流路の最適化による放熱効率の向上により、冷却ファンの数を減らし、これらを低回転で稼動させることで、約40dBという低騒音化を実現しています。これにより、場所やスペース面での制約を解消でき、床置きや壁掛け、ポールマウントなど多様な設置方法を選択できるため、短時間に、しかも低コストで、通話エリアの確保ができるようになります。


FOMA用屋内用超小型無線基地局装置

また、本装置は(*2)DSPソフトウエアによる信号処理を採用、世界標準の動向に柔軟に対応できる構成となっています。チャネル数の拡張はカードの増設により可能で、大容量の基地局と同じように、カード交換による保守作業で省力化を実現しています。

■本製品の特長

  1. 柔軟な設置形態
    • 小型・軽量のため、多様な設置が可能。
    • 装置の騒音レベルが低いため(40dB程度)、音が気になる一般事務所などへの設置が可能。
  2. 運用にあわせた拡張性
    • カード増設によりチャネル数の拡張が可能。
  3. 保守性の重視
    • カード交換により、保守作業を省力化。

■製品仕様

項目仕様
最大キャリア数1
最大セクタ数1
最大送信出力(W/セクタ)0.4
最大チャネル数(増設単位)80ch(40ch)
消費電力(W)160程度 (商用AC100V)
寸法(mm)320(W)×400(H)×220(D)程度
重量(kg)15以下
周囲温度0〜+40℃
設置方法壁掛け、床置き、ポールマウント
(*1) 「FOMA\フォーマ」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
(*2) DSP…Digital Signal Processor

以上

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