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ノートパソコンで環境ラベル「エコリーフ」を取得
業界初、パソコンの環境負荷データを第三者認証により表示
近年、一般消費者の環境意識が高まりを見せるとともに、企業・自治体では、グリーン調達の取り組みが本格化しつつあります。各事業者には、環境に配慮した製品の開発を求められるとともに、製品毎に環境負荷を客観的に評価するための関連データの表示および開示が求められています。 今般、当社は、経済産業省の支援の下、JEMAIが推進する新しい環境ラベル「エコリーフ」を、パソコンで初めて取得しました。「エコリーフ」は、CO2排出量を始め、製品が環境に及ぼす影響を、設計・製造、物流、使用、廃棄・リサイクルまでのライフサイクル全体を通じて定量的に表示した製品に付与されるものです。 適用製品第一弾として、本年4月下旬より提供を開始した企業ユーザ向けノートパソコン FMV-LIFEBOOK「FMV-718NU4/B」において、環境情報を表示する「エコリーフ」ラベルを作成し、本日よりJEMAIならびに当社ホームページ上で公開します。 さらに当社は、「エコリーフ」のシステム認定を受けており、今回認定を受けた社内の環境負荷算出システムにより、自社審査のみで製品への「エコリーフ」の付与が可能になりました。当社システムの特長は、3次元設計検証シミュレーションツール「VPS」(*4)を活用したことです。3次元データにて作成された部品毎の部材データを「VPS」を用い、体積と部材情報データベースを組み合わせることで質量を自動計算します。これにJEMAIが提供する「エコリーフ環境ラベル作成支援システム」と連携する機能を追加することで、リアルタイムかつ高精度に各構成品の環境負荷に対する公開が迅速に行えるようになりました。 当社では、98年より「グリーン製品評価規定」に基づき、グリーン製品の開発に取り組んでまいりました。特にパソコンにおいては、クロムフリー鋼板・生分解性プラスチック部品の採用、筐体に使用されるマグネシウム合金・ABS樹脂のリサイクルなど、当社ならではの高度な技術を活用した最先端の取り組みを進めてまいりました。今回の「エコリーフ」については、今後発売予定のノートパソコンの主な機種について登録を推進し、環境負荷に関する情報公開を継続的に行ってまいります。 当社は、グリーン製品の開発・提供、「エコリーフ」を始めとする製品の環境情報の公開を通じて、お客様のグリーン購入のご要望にお応えするとともに、持続可能な社会の発展に貢献してまいります。 【用語説明】
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