[ PRESS RELEASE ](製品・サービス) |
2003-0117
2003年6月18日
富士通株式会社 |
SPECjbb2000で世界初の毎秒百万回を超える処理を記録
UNIXサーバ「PRIMEPOWER」 Javaアプリケーションで世界最高性能を達成
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当社のUNIXサーバ最上位モデル「PRIMEPOWER(プライムパワー)2500」が、Javaで記述されたビジネス・アプリケーションのベンチマーク指標である「SPECjbb2000(SPEC Java Business Benchmark 2000)」で、世界最高性能記録(2003年6月18日現在)となる毎秒142万177回の処理を達成しました。
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今回のベンチマークテストにより、「PRIMEPOWER2500」は、世界で初めてSPECjbb2000で毎秒百万回を超える処理を達成しました。本ベンチマークは、当社が開発したプロセッサ「SPARC64 V(動作周波数1.3GHz) 」を112個搭載した構成で測定され、2003年5月29日にThe Standard Performance Evaluation Corporation(*1)(以下SPEC)により公開されました。
「SPECjbb2000」は、Javaで記述されたビジネス・アプリケーションが稼働するサーバの性能を評価する、SPECで開発されたベンチマークです。このベンチマーク計測モデルは、受注・配送・入出金処理・在庫管理など、実際の業務に則した処理から構成されています。
また同時に、同プロセッサ「SPARC64 V (動作周波数1.3GHz)」を64個搭載した構成で、上記記録に次ぐ世界第2位(64個搭載した構成では1位)となる毎秒83万5,479回の性能を達成したほか、同プロセッサを搭載した以下のモデルでも、各プロセッサ構成で卓越した性能を達成し、現在もトップ性能を誇っています。
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・「PRIMEPOWER2500」 | : | 「SPARC64 V (動作周波数1.3GHz)」 64個構成で1位 (毎秒83万5,479回) |
・「PRIMEPOWER1500」 | : | 「SPARC64 V (動作周波数1.35GHz)」32個構成で1位
(毎秒49万2,683回) |
・「PRIMEPOWER 900」 | : | 「SPARC64 V (動作周波数1.35GHz)」16個構成で1位
(毎秒28万3,176回) |
・「PRIMEPOWER 900」 | : | 「SPARC64 V (動作周波数1.35GHz)」 8個構成で1位 (毎秒14万8,885回) |
当社は、今後も、お客様にベストソリューションを提供するために、「PRIMEPOWER」を強化するとともに、トランザクション系アプリケーションをはじめとする各種ベンチマークテストで世界最高性能を追求していきます。
UNIXサーバ「PRIMEPOWER」は、富士通のIT基盤「TRIOLE(*2)」を構成する製品です。今後も企業情報システムの中核を担うプラットフォームとして「オープン系基幹システムへの対応」、「業務の継続性と効率性の向上」をポイントに、ハードウェア、ソフトウェア両面での強化に注力していきます。
【用語説明】
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- (*1) The Standard Performance Evaluation Corporation:
- 客観的な性能ベンチマークプログラムを提供し、測定値を公表している中立の非営利団体です。
- (*2) TRIOLE:
- 社会・企業活動に要求される「ビジネスの成長・拡大」、「スピーディーな業務構築」、「システムの安定運用とTCO削減」を実現する富士通のIT基盤です。
【商標について】
- SPECjbbはThe Standard Performance Evaluation Corporationの商標です。
- すべてのSPARC商標は、米国SPARC International,Inc.のライセンスを受けて使用している同社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
- UNIXは、The Open Groupの米国ならびにその他の国における登録商標です。
- SPARC64は、米国SPARC International,Inc.のライセンスを受けて使用している同社の商標です。
- その他の記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
関連リンク
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