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[ PRESS RELEASE ](製品・サービス)
2003-0094
2003年5月14日
富士通株式会社
ディスクアレイ「ETERNUS3000」シリーズラインアップ強化

ミッドレンジディスクアレイで世界最高クラスの処理性能を実現
「ETERNUS3000 モデル600」新発売

当社は、2.8ギガヘルツ(GHz)の高速プロセッサの採用により、ミッドレンジディスクアレイ(*1)としては世界最高クラスの処理性能15万IOPS(*2)(現行製品の最大1.8倍)を実現した「ETERNUS(エターナス) 3000 モデル600」を開発し、5月14日より販売活動を開始します。あわせて「ETERNUS3000」シリーズに4モデルを追加して、ラインアップの強化を図ります。

「ETERNUS3000モデル600」は、基幹システムや最先端の科学技術計算など高い処理能力を必要とするシステムに幅広く対応します。「ETERNUS3000モデル600」の持つ安定した高いレスポンス性能により、急激なデータアクセスの増大や新たな業務システムの追加にも対応が可能です。


さらに今回、コストパフォーマンスと設置性に優れた2つのエントリモデル(*3)「ETERNUS3000 モデル100」「ETERNUS3000 モデル50」、高信頼二重化モデル「ETERNUS3000 モデル600M」、および自律バックアップ機能を搭載したストレージシステム「ETERNUS3000 モデル600SP」を、「ETERNUS3000」シリーズに追加します。ラインアップを全11モデルに強化したことで、お客様はさまざまなニーズにあわせ、製品を選択していただけます。


ETERNUS3000モデル600

【販売価格および出荷時期】

製品名販売価格(税別)出荷時期
「ETERNUS3000 モデル600」2,410万円より7月31日より
「ETERNUS3000 モデル100」781万円より7月10日より
「ETERNUS3000 モデル50」183万円より6月20日より
「ETERNUS3000 モデル600M」4,471万円より7月31日より
「ETERNUS3000 モデル600SP」7,065万円より7月31日より

【販売目標】

今後2年間で1万台(「ETERNUS3000」シリーズ全体)

【新製品の特長】

  1. 高性能ミッドレンジディスクアレイ「ETERNUS3000 モデル600」
    「ETERNUS3000 モデル600」では、2.8 GHzの高速プロセッサを用いて、内部スループット(*4)を高速化しています。これにより、処理性能が従来の最上位機(「ETERNUS3000モデル400」)に比べ1.8倍(最大)で 、ミッドレンジディスクアレイとしては世界最高クラスの処理性能15万IOPSを実現しました。ディスク容量は35.0TBまで拡張が可能です。
  2. エントリディスクアレイ「ETERNUS3000 モデル100」「ETERNUS3000 モデル50」
    「ETERNUS3000 モデル100」は、「ETERNUS3000 モデル200」と比べ、同等の処理性能8万IOPSを備えながら、20%(*5)の低価格化を実現しています。さらに、エントリモデルながら、ディスク容量は4.38TBまで拡張が可能です。
    「ETERNUS3000 モデル50」は、183万円からの導入が可能な低価格な小型ディスクアレイです。最大構成(ディスク容量876GB)時でも、19インチラック3ユニットでの設置が可能です。この優れた設置性により、さまざまな機器と組み合わせてご利用いただけます。
  3. 高信頼二重化モデル「ETERNUS3000 モデル600M」、自律バックアップ機能を搭載したストレージシステム「ETERNUS3000 モデル600SP」
    「ETERNUS3000 モデル600M」は、「ETERNUS3000 モデル600」を二重化しています。また、2台の装置による筐体間ミラーリングを標準装備して信頼性を高めるとともに、10%の低価格化(*6)を実現しています。
    「ETERNUS3000 モデル600SP」は、自律バックアップ機能を搭載したストレージシステムで、ディスクアレイからテープライブラリへのバックアップを自動で行うことができます。

【用語説明】

(*1)
ミッドレンジ:当社は、価格帯が数百万円から数千万円規模のディスクアレイをミッドレンジと位置づけています。
(*2)
IOPS (Input Output per Second):データ長0.5KBのランダムアクセス(キャッシュヒット時)の単位時間あたりのRead/Write処理数。この値が高いほど、処理能力が高いことを示します。
(*3)
エントリ:当社は、価格帯が数百万円規模のディスクアレイをエントリと位置づけています。
(*4)
内部スループット:入力から出力までを含めたディスクアレイ内部の総合的な処理能力。
(*5)
「ETERNUS3000 モデル100」最大構成(ディスク容量1.46TB)時と、同等構成の「ETERNUS3000 モデル200」での比較。
(*6)
「ETERNUS3000 モデル600」と「ETERNUS3000 モデル600M」の同等構成時での比較。

【商標について】

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

【添付資料】

「ETERNUS3000」シリーズラインアップ

以 上

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