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[ PRESS RELEASE ]
2003-0028
平成15年2月3日
富士通株式会社
構想検討段階から3次元CADによる設計を実現

機械設計向け3次元CADソフトウェア「SolidMX V1.0」販売開始

当社は、構想検討段階から3次元設計を実現する機械設計向け3次元CADソフトウェア「SolidMX V1.0(ソリッドエムエックス バージョン1.0)」を開発し、2月3日より販売開始します。

本製品は、2次元と3次元を混在させた当社のCADソフトウェア「ICAD/MX(アイキャド/エムエックス)」の後継製品です。

3次元空間上に直接線画を書き込めるため、従来は2次元CAD上で行っていた構想検討を、3次元CAD上で行えます。これにより、試行錯誤が必要な構想検討段階のあいまいさを含んだ形状の製図ができ、柔軟な設計が可能です。

また、設計者の意図や製造部門への加工指示などの情報を3次元CAD上に記入できる3Dドラフティング機能を備えています。

これらの機能により、設計業務全体を3次元CAD上で行えます。

モデルの編集手法には、パラメータ(寸法、配置条件など)をそれぞれ設定することで形状を定義するフィーチャーベースパラメトリック手法に加え、面や線をマウスで操作して自由に形状を編集できるダイレクトモデリング手法を採用し、状況に応じて使い分けることで柔軟な設計が可能です。

【本製品の特長】

  1. 構想検討段階で線画を利用した3次元CADによる設計を実現
    これまで欧米企業が開発してきた3次元CADソフトウェアは、構想設計が終わった段階のモデリングツールとして利用し、構想検討段階では2次元CAD上で行ってきました。本製品は、線画を直接3次元空間上に書き込めるので、試行錯誤が必要な構想検討段階のあいまいさを含んだ形状でも柔軟な設計ができます。また、構想検討段階で作成した線画を基に、サーフェスモデル(*1)やソリッドモデルを(*2)作成できます。

  2. 3次元CAD上での注記の記入を可能にした3Dドラフティング機能
    従来は2次元CAD上で行っていた、設計者の意図や製造部門への加工指示などの情報の記入を、3次元CAD上でも行える3Dドラフティング機能を備えています。

  3. 面や線をマウスで自由に編集できるダイレクトモデリング手法
    面や線の形状をマウスで自由に編集できるダイレクトモデリング手法を採用しています。そのため、複数のモデルをパラメータの設定で一括して編集したい場合にはフィーチャーベースパラメトリック手法を、パラメータにとらわれずに自由度の高い状態で編集したい場合にはダイレクトモデリング手法をというように、状況によって使い分けることで、柔軟な設計が可能です。

【販売価格(税別)】

SolidMX V1.0:119万円

(そのほか、構造解析、機構シミュレーション、ファイル管理など20種類以上のオプションソフトウェアを用意しています。)

【出荷時期】

2月25日より

【販売目標】

今後3年間で、15,000セット

【動作環境】

対象機種:富士通FMV/CELSIUSシリーズおよびPC/AT互換機

OS:WindowsNT4.0、Windows2000、WindowsXP

【当社のPLMソリューションの商品体系】

PLMソリューションの商品体系

【商標について】

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

【用語解説】

*1:サーフェスモデル
ワイヤーフレーム(3次元形状を点や線だけで定義したもの)の線分で囲まれたところに面を定義したモデルです。
*2:ソリッドモデル
サーフェスモデルを中身の詰まった実体として記述したモデルです。

以 上

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