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Japan
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[ PRESS RELEASE ]
2003-0042
平成15年2月25日
富士通株式会社
日本オラクル株式会社

最新クラスタ技術により高信頼/拡張性を実現した「株式譲渡益税管理システム」稼動

- 日興コーディアル証券 -
-ファイナンシャル・ネットワーク・テクノロジーズ株式会社-

FNTが日興コーディアル証券株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:有村純一、以下日興コーディアル証券)向けに開発した「株式譲渡益税管理システム」が、本年1月よりFNTデータセンターにて稼動開始しました。本システムは、富士通株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:秋草直之、以下富士通)の「PRIMEPOWER」と日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅正明、以下日本オラクル)の「Oracle9i」による最新クラスタ技術を採用しています。

このたび、FNTで開発・稼動開始した日興コーディアル証券向け「株式譲渡益税管理システム」は、本年1月より施行された「新証券税制」に対応するシステムで、株式取引(インターネットトレードを含む)のリアルタイム売買損益計算・照会処理やトランザクションデータの蓄積・維持管理処理を行います。本システムは極めて高い信頼性に加え、スケーラビリティ・メンテナビリティも高く、今後の拡充にも柔軟な対応が可能です。

システムへの厳しい要求を実現するためにFNTが選択・採用したのは、国内の金融業界で初となる「PRIMEPOWER」「PRIMECLUSTER」と「Oracle9i Database」「Oracle9i Real Application Clusters」(RAC)の組み合わせです。本システムは、約4.5テラバイトの大容量データベースを持ち、50万超のインターネット取引口座や社内端末からのリアルタイムの照会・更新処理、および大規模バッチの更新処理を24時間ノンストップで難なく実現させています。

富士通と日本オラクルは、大規模システムへの対応力を高めることを目的に2002年8月29日には「富士通RACインテグレーションセンター」を設立するなど、積極的なソリューション基盤の構築を行ってまいりました。今回の日興コーディアル証券による導入はこうした取り組みの成果によるものです。両社は、今後も継続的に大規模システムの構築分野において最先端のITソリューションを提供してまいります。

FNTは、日本オラクルが2月28日に開催するイベント「Oracle Unbreakable Summit」のB-4セッション「日興コーディアル証券におけるRAC適用事例(高可用性とスケーラビリティの実現)〜 Oracleに最適化されたPRIMEPOWERの強み 〜」において講演を行い、本システムを紹介する予定です。(詳細:http://www.oracle.co.jp/events/tk030228/program.html)

FNT(ファイナンシャル・ネットワーク・テクノロジーズ株式会社)について

本社:神奈川県横浜市鶴見区、取締役社長:桑島正治

日興コーディアルグループ関連各社、銀行、証券、系統金融機関等の顧客に、最新鋭のハードウェアを備えた大規模データセンターとインテリジェントビルを有する横浜の地で、約450名のグループ社員をはじめとする多数のシステムエンジニアが、証券・金融システムに関するトータルサービスを提供しています。http://www.fnt.co.jp/

(ご参考)「日興コーディアル証券株式会社」
http://www.nikko.co.jp (http://www.nikko.co.jp/SEC/service/anshin/)

【製品の概要】

「PRIMEPOWER」:
富士通が開発した「SPARC64(TM)GP」プロセッサに、基本ソフトウェアとして、Solarisを採用したUNIXサーバで、富士通がこれまで大型汎用機の開発で培ってきた高信頼性機能と最大128CPUまで拡張可能な卓越したスケーラビリティを備えています。
http://jp.fujitsu.com/platform/server/primepower/

「PRIMECLUSTER」:
高い可用性が要求される企業の基幹業務などの構築に最適な高信頼基盤ソフトウェアで、クラスタリング技術と冗長化技術により、サーバ/ストレージ/ネットワークを高可用化し、システム全体の高信頼化を実現いたします。
http://jp.fujitsu.com/platform/server/primepower/soft/primecluster/

「Oracle9i Real Application Clusters」(RAC)について
世界で圧倒的なシェアを誇るオラクルのデータベース管理ソフトの前バージョン「Oracle8i」から採用された「キャッシュフュージョン」アーキテクチャに基づく新しいデータベース・クラスタリング機能です。従来のデータベース・クラスタリング機能では、ノード数の増加に従ってノードあたりの性能に劣化が生じていましたが、この新機能によりノード数の増加に対して正比例した性能を確保することができます。「Oracle9i Real Application Clusters」によるノードの追加は単にシステム全体の性能向上をもたらすだけではなく、単一もしくは複数のノードの障害が発生しても、残りのノードで運用が継続できることで信頼性の向上をもたらします。
http://www.oracle.co.jp/9i/database/index.html

【商標について】

Oracleは、Oracle Corporationの登録商標です。

本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。

以 上

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