[ PRESS RELEASE ] |
2003-0038
平成15年2月25日
富士通株式会社 |
〜独立行政法人会計基準・国立大学法人会計基準に準拠した財務会計システム〜
「GLOVIA 会計情報システム Public」「GLOVIA 会計情報システム Campus」新発売
当社は、独立行政法人会計基準(*1)に準拠した財務会計ソフトウェア「GLOVIA 会計情報システム Public」と、国立大学法人会計基準(*2)に準拠した財務会計ソフトウェア「GLOVIA 会計情報システム Campus」を開発し、2月25日より販売開始します。
両製品は、4000本以上の出荷実績がある当社ERPソフトウェアパッケージ「GLOVIA」の会計情報システムと、これまでの独立行政法人へのシステム導入経験から得たノウハウを基に開発した製品で、予算管理・支出管理・収入管理などの6つの機能(*3)から構成されています。
「GLOVIA 会計情報システム Public」は、購入品目などから、自動的に会計伝票の仕訳を行う学習機能付自動仕訳機能や、予算の執行状況や残高を随時把握できる予算執行管理機能などを備えているため、独立行政法人での予算執行手順をスムーズに行えます。
「GLOVIA 会計情報システム Campus」は、上記のほかに、多くの国立大学が使用している人事給与システムや授業料徴収システムなどと連携できるインターフェースを備え、国立大学の法人化に対応しました。
【本製品の特長】
- 自動で勘定科目ごとに仕訳ができる学習機能付自動仕訳機能
購入品目などから、その会計伝票が該当する勘定科目に自動で仕訳を行います。また本機能は、使用者が意図した仕訳が行われなかった会計伝票を学習し、それ以降の仕訳パターンに反映する機能も備えているため、お客様の多様な仕訳パターンに柔軟に対応できます。
- 予算の執行状況や残高が随時把握できる予算執行管理機能
購入から支払までの手続きの進捗にともなう、予算の執行状況の変化、および予算残高を随時把握できます。さらに本機能は、部門やプロジェクト別などの詳細な集計単位で使用することも可能です。
- プロジェクトや部門別に、関連する会計伝票の明細を抽出する絞り込み機能
作成した会計伝票とそれに該当する予算科目の関連付けを自動的に行い、特定の部門やプロジェクトに関連する会計伝票の明細を、簡単に抽出できる機能を提供します。これにより、伝票上の不備などを効率的に発見することができます。
- 財務データの効率的な照会・分析を実現するマネージメントビューア機能
目的に合わせて照会条件を設定することで、財務データ(FDWH*4)から簡単に該当データを照会できます。また、一度設定した条件は、カタログ機能で登録しておくことができるため、同じ条件での照会を簡単に行えます。さらに、照会したデータをMicrosoft(R) ExcelやMicrosoft(R) Accessに反映できるので、データの二次加工が簡単に行えます。
【販売価格(税別)】
「GLOVIA 会計情報システム Public」:1514万円より
「GLOVIA 会計情報システム Campus」:1100万円より
【出荷時期】
3月25日より
【販売目標】
2003年度末までに、国立大学および特殊法人で100本
【動作環境】
- [サーバ]
- Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server環境のサーバ
- [クライアント]
- Microsoft(R) Windows(R) 2000 Professional、Microsoft(R) Windows NT(R) 4.0 Workstation
- Microsoft(R) Windows(R) XP Professional、Microsoft(R) Windows(R) XP Home Edition が動作するPC/AT互換機
【商標について】
GLOVIAは日本及びその他の国における富士通株式会社の登録商標または商標です。
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
【注釈または用語説明】
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- *1:独立行政法人会計基準
- 2000年2月に独立行政法人会計基準研究会が発表した「独立行政法人会計基準および同注解」に準拠しています。
- *2:国立大学法人会計基準
- 2002年8月に文部科学省「国立大学法人」会計基準等検討会議が発表した「国立大学法人会計基準」および「国立大学法人会計基準注解」(中間報告)に準拠しています。
- *3:6つの機能
- 予算管理・購入/旅費管理・支出管理・収入管理・財務会計・資産管理の6機能で構成されています。
- *4:FDWH(Financial Data Ware House)
- GLOVIAの財務情報データベースで、財務諸表を作成する上で必要となる情報(残高情報や明細情報など)が蓄積されています。
以 上
関連リンク
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。
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