富士通は、北海道地区のお客様の経営・業務改革をより強力に支援するため、株式会社富士通北海道システムエンジニアリング（本店：北海道札幌市、代表：代表取締役社長 望月 俊治）と株式会社富士通東北海道システムエンジニアリング（本店：北海道帯広市、代表：代表取締役社長 油井 克実）を、平成15年4月1日に合併させ、「株式会社富士通北海道システムズ」を設立いたします。

近年、インターネットを中心としたIT（情報技術）は急速な進歩を遂げ、電子商取引、電子行政など、経済や社会システムの重要なインフラとなりつつあります。こうした状況の中で、お客様はIT活用による経営・業務改革や行政改革のより一層のスピードアップ、さらなるサービスの高度化などを求めています。

このようなお客様のニーズにお応えし、富士通は、北海道地区における最先端システム構築で培ったソリューションノウハウをもつ富士通北海道システムエンジニアリングと、ネットワーク基盤構築技術、農業情報システム構築においての豊富な経験をもつ富士通東北海道システムエンジニアリングを合併させ、業務・業種ノウハウの結集、リソースの有効活用による、より質の高い、北海道地区に特化したソリューションをお客様にスピーディに提供してまいります。

新会社は、本店を現在の富士通北海道システムエンジニアリングに置き、農業地図情報システムや農作物品質解析サービスなど農業王国北海道に適したソリューション、これからの電子行政の進展や市町村合併を見据えた自治体向けソリューションなどを開発・提供いたします。

また、道内のSEパワーの結集により、技術サポート力を強化し、全道へのサポート展開の拡充に努めてまいります。

これにより、北海道のお客様に密着したソリューション提案を強化するとともに、北海道で培ったソリューション、先端技術を北海道から全国へ発信し、2005年度には従業員約650名、売上高約150億円を目標に事業展開を図ってまいります。