[ PRESS RELEASE ] |
2003−0018
平成15年1月26日
富士通株式会社 |
木村拓哉さん出演の「FMVシリーズ」TV−CM第9弾
子供の頃のビデオにまで登場する謎の男・岸部さん
二人はいったいどういう関係?
「岸部さんて?」篇、1月29日(水)より放映開始
CM裏話満載のHP(http://ad.fujitsu.com/)を1月27日より公開
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富士通株式会社(代表取締役社長:秋草直之、本社:東京都千代田区)は、パソコン『FMVシリーズ』の新TV−CMとして「岸部さんて?」篇(15秒/30秒)を制作し、1月29日(水)から、全国でオンエアします。
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木村拓哉さんと、岸部一徳さんら異色の共演者が織り成す"不思議な掛け合い"と"不条理な世界"が好評のFMVのTV-CMシリーズ。2000年からスタートした本シリーズは、2002年のCM好感度調査で総合4位、電子・精密類分野で第1位にランクイン(※CM総合研究所調べ)するなど人気のCMシリーズです。
2003年最初のCMは、少年時代の木村さんを撮ったビデオに、あろうことか岸部さん扮する若かりし頃の謎の男が「おじさん」として登場します。"赤の他人だとばかり思っていた男は、実は木村さんの成長を見守る人物だったのか?"はたまた"謎の男の、手の込んだジョークなのか?"と、さらなる謎を呼ぶ新作CMです。
本篇のテーマは、前作に続き、"ホームネットワーク"。
写真やビデオテープなどアナログ状態で保管している大切な思い出を、『FMV デスクパワー L20C/F』でデジタルデータに変換しホームサーバーに保存、ホームネットワーク上で共有する便利さを表現しています。
CMでは、木村さんがホームサーバー機能内蔵の『FMVデスクパワーL20C/F』を使用して、子供時代に撮ったビデオ映像をデジタル化して取り込み、楽しんでいるという設定です。
FMV TV−CMシリーズを通じて、様々なシチュエーションで登場してきた岸部一徳さん扮する「謎の男」。最初は、ファミリーレストランで偶然隣り合わせた若手ビジネスマン(木村さん)に声をかける中年サラリーマン(第3弾)として登場。その後、木村さんの部屋でサンドイッチをつまむ不法侵入者(第4弾)や、路上で猛ダッシュしながら木村さんの仕事のミスを指摘する失業中の男(第5弾)として登場。また、木村さんの実家まで押しかけ、父親(原田芳雄さん)といつの間にか顔見知りになった(第6弾)かと思えば、反対に、プライベートなメールをのぞかれ、木村さんに弱みを握られた(第6弾)こともありました。さらに、帰省中の木村宅でトイレを無断使用した(第7弾)ばかりか、社員食堂にまで押しかけ、自作のDVDを自慢する(第7弾)など、謎の男の好き勝手な振る舞いは数知れず…。そして、シリーズ第9弾となる本篇では、なんと、子供の頃に撮影した木村さんの思い出のビデオにまで登場します。謎が謎を呼ぶ、この男の正体は果たして…?
なお、CMのオンエアにあわせ、木村さんや監督、CMプランナー、スタッフのコメントなどCMの裏話を満載したホームページ「FMV CF Side B STORY」を、1月27日から開設します。(URL=http://ad.fujitsu.com/)
【「岸部さんて?」篇】
- ■CMの内容
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実家にて、昔撮ったビデオをホームサーバー機能内蔵の『FMVデスクパワーL20C/F』に取り込み、整理・編集している木村さん。少年時代の自分を見て、「ちっちぇー、オレ」と懐かしがっている。するとまたもや、いつの間にか木村さん宅に侵入している謎の男。
木村さんの傍らに座り「君も小さい頃はかわいいじゃない」などと憎まれ口を叩く。「ほっといてください」と、木村さんが男を無視してビデオを見ていると、何とビデオの中で幼い頃の木村少年が「おじさ〜ん」と無邪気に抱きついているのは、派手なベストに真っ白なベルボトムジーンズの若かりし日の謎の男・岸部さん…。
「何だ。こりゃあ?!」と驚愕する木村さん。そーっと、その場を去ろうとする謎の男。「ちょっと待ってくれよ」「ちゃんと説明してよ」と逃げようとする謎の男をつかまえ、必死で問いつめる木村さん。激しくもみ合う2人。子供の頃にまでさかのぼって関係があるらしい、この男の正体は…?
- ■撮影エピソード
- 少年時代の木村さんを演じているのは、CMやドラマなどにも出演中の人気子役、市原尚弥君(5歳)。目元がパッチリとして子供らしく、木村さんの面影があることから、オーディションで選ばれました。偶然にも、尚弥君が初めて覚えた芸能人の名前は「木村拓哉」だったそう。ロケ当日は、風が強くとても寒かったのですが、半ズボン姿で土手を走り回ったり、ダンボール滑りに初挑戦したり、ちょっぴり泣きべそをかきながらも元気に木村さんの子供時代を演じてくれました。
- 木村さんの子供時代として流れる映像は、25年前という設定。古ぼけた雰囲気が出るようにと、8mm、16mm、Hi-8の3種類のカメラで撮影し、8mmで撮影したものを使用しています。監督自ら、カメラを持って子供を追いかけ走り回っていました。
- 見所のひとつは、木村さんの子供時代として流れる映像に登場する岸部さん。20年以上前の岸部さんの顔写真をもとに、人工皮膚をのせたりするなどの特殊メイクで若き日の顔を再現しています。メイク開始から約1時間。完成した自分の顔を見て、「昔こんな感じだったよ。」と満足そうな岸部さん。髪型は当時流行った肩までのロングヘアに。ティアドロップ型のサングラスと、裾が広がったベルボトムの白いジーンズは、スタイリストさんの手作り衣装です。
- CMの舞台は"木村さんの実家"という設定で、シリーズ第7弾の「マジック」篇で使用した掛け軸などの小道具を一部とりいれています。山と積まれたVHSビデオの背表紙には、「遊園地」「タクヤ1歳」などと書かれ、父親のマイホームパパぶりを演出。また、父親の書物が並ぶ本棚には、「六法全書」や「世界美術大全集」など硬派な書物がズラリと並んでいます。「義」などと記された掛け軸や色紙の文字は、父親から息子へのメッセージだそうです。木村さんは、この美術セットについて、「岸部さんと僕の意味不明な会話のやりとりを親しみやすい世界にしているのは、美術さんが手がけてくれるセットのおかげ」とも。ただ演じるだけでなく、制作面にも興味を持ち、細部まで見ている木村さんの姿勢に、スタッフも改めて敬服しました。
なお、ホームページ「FMV CF SideB STORY」では、今回もCM舞台セットのコンテが壁紙としてダウンロードできるようになっています。
- もうひとつの見所は、CMの最後に見せる岸部さんと木村さんの激しいもみ合い。プロレス技をかけたり馬乗りしたりと、汗だくになりながらの演技で、監督の「カット!」の声も耳に届かないほど。撮影が無事終了すると双方の熱演をたたえて、二人はがっちりと固く握手をかわし現場を後にしました。
【共演者プロフィール】
- 岸部 一徳(きしべ いっとく)
1947年1月9日生まれ。56歳。京都府出身。1968年、グループサウンズ「ザ・タイガース」でデビュー。71年に解散後、1975年テレビドラマ「悪魔のようなあいつ」で俳優へ転向。1998年には、元タイガースの沢田研二、森本太郎と3人で「TEA FOR THREE」を結成。「君を真実(まじ)に愛せなくては他の何も続けられない」をリリース。
<主な作品>
映画: | 「その男、凶暴につき」(1989年)
「死の棘」(1990年)
※カンヌ国際映画祭グランプリ受賞/多数 主演男優賞受賞
「鮫肌男と桃尻女」(1999年)、など |
【CM概要】
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作品名: | 「岸部さんて?」篇(15秒/30秒) |
放映期間: | 1月29日(水)〜 |
放映地域: | 全国 |
提供番組: | 「世界の車窓から」
(ANB 毎週月〜金 23:10〜23:15 土 22:51〜22:57、
日 22:54〜23:00)
「報道特集」(TBS 毎週日 17:30〜18:24)
「ズームイン!SUPER(第2部)」(NTV 毎週木 7:00〜8:30) |
【制作スタッフ】
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広告会社: | 株式会社電通 |
クリエイティブエージェンシー: | TUGBOAT |
制作会社: | 東北新社 |
クリエイティブディレクター: | 岡 康道(TUGBOAT)/酒井 孝雅(電通) |
プランナー: | 多田 琢(TUGBOAT) |
プロデューサー: | 谷口 宏幸(東北新社) |
演 出: | 石井 克人 |
スタイリスト: | 宇都宮 いく子 |
ヘアメイク: | 渡辺 真由美/山内 勝博/大渡 八千代 |
特殊メイク: | 江川 悦子 |
美 術: | 都築 雄二 |
撮 影: | 松島 孝助 |
照 明: | 木村 太朗 |
S E: | 坂本 典之 |
出 演: | 木村 拓哉/岸部 一徳 |
以 上
関連リンク
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。
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