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[ PRESS RELEASE ]
2002-0282
平成14年12月6日
富士通株式会社

業界初、関係会社を含む全製造拠点に「グリーンプロセス活動」を展開

〜製造プロセス見直しにより、さらなる資源投入量削減/省エネルギーを目指す〜

当社はこのほど、業界で初めて、製品の製造プロセスをライン単位で見直すことで、資源投入量、使用エネルギーを削減し、環境負荷の低減を図る「グリーンプロセス活動」を開始し、半導体量産工場である三重工場へのトライアル適用をスタートしました。

本活動は、化学プロセスで多くの薬剤を使用する半導体部門の工場から随時適用を開始し、2004年3月までに関係会社を含む全ての製造拠点に導入する予定です。

当社では、製造拠点のさらなる環境負荷低減を図るためには、従来のゼロエミッションを始めとする排出量抑制活動に加えて、製造プロセスそのものを見直すことで、各種工程で使用される原材料の投入量の削減、石油系燃料・電気等の使用量削減を追求する必要があると考え、このほど「グリーンプロセス活動」として全社展開を行うものです。

本活動を推進することで、有害物質の使用削減及びゼロ化、CO2を始めとする地球温暖化ガスの削減を図ることが出来るとともに、資源枯渇抑止に貢献出来ると考えています。加えて、原材料削減、省エネルギーにより生産活動の低コスト化を図るという経営上のメリットも期待出来ます。

本活動は、具体的には、製造プロセスにおいて重要な「性能」「品質」「納期」「コスト」という側面に、新たに「環境」を加え、これらを同等に評価するというもので、各工場は、各製造ラインにつき、四半期毎に目標設定、達成度評価を行い、継続的に活動を推進してまいります。

また、三重工場でのトライアルにあたり、当社では、製造プロセスの改善による省資源化、省エネルギー化を戦略的に展開するために、製造工程の環境負荷項目を全て抽出して、それぞれの環境負荷項目を一定の基準で評価するための「グリーンプロセス評価基準書」を策定し、今後、これをベースに活動を推進していきます。

富士通は、循環型社会形成に向け、「環境配慮型工場(グリーンファクトリー)」を実現する上で、本活動を「ゼロエミッション」と対となる重要な活動と位置づけ、早期にグループ全体への適用を図ることで、地球環境に貢献してまいります。

以 上

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