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電機業界初、沼津工場が浄化槽汚泥生成肥料の広域活用システムを構築〜農林水産省の「普通肥料」認定を受け、工場外活用が可能に〜当社沼津工場では、このほど、し尿処理施設から排出される浄化槽汚泥より生成した肥料について、工場、地元農園、県外の大規模農園などでの広域活用を実現する「トリプル資源循環システム」を構築いたしました。 同肥料は、電機業界で初めて農林水産省より普通肥料(汚泥発酵肥料)としての認定を受けたものです。 沼津工場は、2000年3月に富士通全社で初めてのゼロエミッションを達成するとともに、生物多様性緑化、廃材の工場敷地内利用を進めるほか、食堂生ゴミや浄化槽汚泥の肥料化を開始するなど、積極的に環境活動に取り組んできました。 浄化槽汚泥から生成する肥料は、これまでは工場内でのみの使用にとどまっておりましたが、社内実験農園を活用した「栽培実験」、発酵時間や水分、温度調整などの「発酵実験」などを繰り返すことにより、最適な発酵菌を育成することが可能になり、肥料としての品質を向上させることが出来たため、今回、認定を受けることが出来たものです。 同肥料は、「トリプル資源循環システム」として、以下の3つの形態で活用を進め、利用範囲を拡大してまいります。
現在、当社は、第三期富士通環境行動計画(*1)に基づき、各工場のゼロエミッション化を推進し、既に全国で5つの工場にて達成しております。今後、既にゼロエミッションを達成した工場も含め、他工場への本ノウハウの展開を図り、浄化槽汚泥などの生活系廃棄物も含めたゼロエミッションの達成を目指してまいります。 【沼津工場の概要】
【用語説明】
以 上 関連リンク
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