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[ PRESS RELEASE ]
2002-0254
平成14年11月5日
富士通株式会社
ブロードバンド・インターネットを支える富士通No.186
プロダクト

高速、大容量のディスクアレイ「ETERNUS3000」新発売

エターナス3000

当社は、処理性能約3倍、記憶容量6倍(当社従来製品比)となる高速、大容量ディスクアレイ「ETERNUS(エターナス)3000」4モデル7機種を11月5日より販売開始いたします。

当社は、ディスクアレイ市場において、ミッドレンジ(*1)の製品が今後確実な伸びをみせるものと見込んでおります。「ETERNUS3000」は、高い可用性が求められる社会システムから、膨大なデータ処理を必要とする高性能、大容量システムまで、お客様の多様なシステム要件に応じ、幅広いラインナップからお選びいただけるディスクアレイです。

また、価格も最大で30%の低価格化を行い、コストパフォーマンスを大幅に向上させました。

【「ETERNUS3000」の特長】

  1. 従来比約3倍の高速処理性能

    動作周波数1.26ギガヘルツ(GHz)の高速プロセッサ、2ギガビット/秒(Gbps)の高速ファイバチャネル(FC)(*2)、最大8ギガバイトの大容量キャッシュ、15,000回転/分(rpm)の高速ディスクドライブなどを採用し、当社従来製品(「ETERNUS GR720」、「GR730」)に比べ約3倍の高速処理性能を実現しました。

  2. 最大35テラバイト(TB)の大容量と容易な拡張性

    146ギガバイト(GB)/10,000rpm,73GB/15,000rpmの大容量ドライブを240台まで搭載でき、ミッドレンジのディスクアレイ装置としては35TBと最大級の記憶容量を実現しました(モデル400/モデル400M)。

    また、運用中にディスクドライブの増設を1個単位から可能にする機能や、論理ボリューム(*3)が格納されているRAID構成を活性で変更する機能を備えております。

  3. データアクセスの継続性を提供する高信頼性

    データの整合性を常時確認するブロックガード機能(*4)、冗長性を保ちながらディスクドライブを交換可能にするリダンダント・コピー機能(*5)を装備しています。

    また、全てのコンポーネントをニ重化しており、万一の障害発生時にも業務を停止することなく、運用中の部品交換が可能です。

「ETERNUS3000」は、サーバ、ストレージ、ネットワーク、ミドルウェアを有機的に結合するプラットフォームコンセプト「TRIOLE(トリオーレ)」に基づき開発しています。

【販売目標】
国内、海外合わせて今後2年間に1万台の販売を予定しております。
【標準価格(税別)】
「ETERNUS3000モデル200(ペディスタル)」:745万円〜
「 〃 (ラックマウント)」:1,169万円〜
「 〃 (フロアスタンド)」:1,269万円〜
「ETERNUS3000モデル200M(フロアスタンド)」:2,357万円〜
「ETERNUS3000モデル400(ラックマウント)」:1,599万円〜
「 〃 (フロアスタンド)」:1,749万円〜
「ETERNUS3000モデル400M(フロアスタンド)」:3,221万円〜
【出荷時期】
平成15年1月末より
【用語解説】
(*1)
ミッドレンジ:当社は、価格帯が数百万円から数千万円規模のディスクアレイをミッドレンジと位置づけております。
(*2)
ファイバチャネル: 主に、コンピュータ本体と外部記憶装置を接続するのに利用されているデータ転送方式。
(*3)
論理ボリューム:物理的に別々のディスクドライブを、大きな1つのディスクドライブとして扱えるようにするもの。
(*4)
ブロックガード機能: 格納されるすべてのデータにチェックコードを付与し、データの伝送経路における複数のチェックポイントでデータの整合性を確認する機能。
(*5)
リダンダント・コピー機能: ディスクドライブの予兆監視を常に行い、障害が発生する前にデータのコピーを自動的に行う機能。

【商標について】

  • 記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。

以 上

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【添付資料】

「ETERNUS3000」発表商品一覧

【仕様】4モデル7機種

ETERNUS3000
モデル200
(ペディスタル)
ETERNUS3000
モデル200
(ラックマウント)
(フロアスタンド)
ETERNUS3000
モデル400
(ラックマウント)
(フロアスタンド)
最大記憶容量(※)4.38TB17.5TB35.0TB
ディスクドライブ容量(※)36GB/15krpm
73GB/15Krpm,10krpm
146GB/10krpm
36GB/15krpm
73GB/15Krpm,10krpm
146GB/10krpm
36GB/15krpm
73GB/15Krpm,10krpm
146GB/10krpm
最大コントローラ数222
最大ホストインタフェース数448
最大キャッシュ容量2GB4GB8GB
デバイスインタフェース2Gbps FC2Gbps FC2Gbps FC

ETERNUS3000
モデル200M
(フロアスタンド)
ETERNUS3000
モデル400M
(フロアスタンド)
最大記憶容量(※)17.5TB×235.0TB×2
ディスクドライブ容量(※) 36GB/15krpm
73GB/15Krpm,10krpm
146GB/10krpm
36GB/15krpm
73GB/15Krpm,10krpm
146GB/10krpm
最大コントローラ数2×22×2
最大ホストインタフェース数4×28×2
最大キャッシュ容量4GB×28GB×2
デバイスインタフェース2Gbps FC2Gbps FC
(※)本容量は1kbyte=1000Byteとして計算した物理容量値です。
  1. 「ETERNUS3000 モデル200」3機種(ペディスタル,ラックマウント,フロアスタンド)
    • 「ETERNUS3000 モデル200」は「ETERNUS GR720」後継機種
    • 「ETERNUS GR720」対し、処理性能で約3倍、記憶容量で3倍を実現
  2. 「ETERNUS3000 モデル200M」1機種(フロアスタンド)
    • ETERNUS3000 モデル200を二重化し信頼性と可用性を高めたモデル
  3. 「ETERNUS3000 モデル400」2機種(ラックマウント,フロアスタンド)
    • 「ETERNUS3000 モデル400」は「ETERNUS GR730」後継機種
    • 「ETERNUS GR730」対し、処理性能で約3倍、記憶容量で6倍を実現
  4. 「ETERNUS3000 モデル400M」1機種(フロアスタンド)
    • ETERNUS3000 モデル400を二重化し信頼性と可用性を高めたモデル
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関連リンク

  • 高解像度画像データを表示製品写真 JPEG 182KB

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