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[ PRESS RELEASE ]
2002-0280
平成14年11月22日
富士通株式会社
ブロードバンド・インターネットを支える富士通No.197
「Interstage」をベースにWebサービスシステムを構築する

技術者認定制度「Interstage Master」を制定


当社はこのほど、当社のミドルウェア「Interstage *1(インターステージ)」をベースにWebサービスシステムを構築する技術者(SE)認定制度として「Interstage Master(インターステージマスター)」を制定し、12月2日に開催する第一回認定試験の案内を11月22日より公開いたします。

当社は、「Interstage Master」により、「Interstage」をベースにWebサービスシステムを構築する技術者の質を向上し、高信頼、高性能なシステムを短期間で構築できる優秀な技術者の育成を支援いたします。

「Interstage Master」には、入門レベルの「Interstage Master GradeII」、システムの設計・構築、運用、管理を行なえる「Interstage Master Grade I」、さらに、業務アプリケーション開発を行なえる「Interstage Master Developer」の3種類があります。

当社は、J2EE(*2)、WSDL(*3)、UDDI(*4)、SOAP(*5)などの世界標準技術のノウハウを必要とする「Interstage Master」への認定を支援するために、当社のe-Learning、セミナー等の教育システムを用いて技術者を育成します。

また、認定試験は、コンピュータを利用したCBT(Computer Based Testing)形式(*6)を採用し、この分野のリーディングカンパニーであるアール・プロメトリック社(*7)に実施運営を委託します。

今後は、「Systemwalker(システムウォーカー)*8」や、「Symfoware(シンフォウェア)*9」などの当社ミドルウェア製品にも認定制度を順次開始する予定です。また、本制度をグローバルに適用してゆく予定です。

【「Interstage Master」について】

以下の3種類の認定があります。

  • Interstage Master GradeII
    「Interstage」技術者の入門レベルの資格認定
  • Interstage Master Grade I
    「Interstage」を用いたシステムの設計・構築、運用、管理、およびユーザへの指導を行なえる技術者の資格認定
  • Interstage Master Developer
    「Interstage」の開発ツール、およびフレームワークを用いて業務アプリケーションの開発を行なえる技術者の資格認定

[アール・プロメトリック社様エンドース]

「Interstage Master」の試験実施の受託により、IT業界の活性化や、エンジニアの自己研鑽に貢献できることを心から喜ばしく思っております。

また予定されている全世界での当試験実施は、日本の有力ITベンダー試験としては初めてのケースであり、当社グループ(Headquarters 米国ボルチモア)をあげて、積極的にサポートさせていただきたいと考えております。

【用語説明】

*1:Interstage
インターネット上に公開された各種ビジネス資源を効果的に組み合わせて活用することで、激しく変化するビジネス環境に迅速に対応するための相互連携を実現するミドルウェアです。コラボラティブ ビジネス インテグレーションを実現するため、「Foundation」「Integration」「Development Suite」の3つの機能群を軸に、お客様がグローバルに展開するシステムをよりスピーディ、かつ容易に実現するためのソリューションを提供しています。

*2:J2EE(Java2 Enterprise Edition)
米国Sun Microsystems,Inc.が提唱したJavaによる分散アプリケーション向けのコンポーネントアーキテクチャおよび規約であり、Javaコンポーネント開発の標準仕様です。

*3:WSDL(Web Services Description Language)
Webサービスを記述するための、XMLをベースとした言語仕様です。それぞれのWebサービスがどのような機能をもつのか、それを利用するためにはどのような要求をすればいいのか等を記述する方法が定義されています。

*4:UDDI(Universal Description, Discovery and Integration)
Webサービスとして提供されるビジネスを登録・検索するためのレジストリです。 登録されるデータの内容には、企業情報、サービス情報、分類情報などがありXMLで記述されています。尚、当社は国内唯一のUDDIワーキンググループのメンバーです。

*5:SOAP(Simple Object Access Protocol)
分散ネットワーク環境においてXMLベースの情報を交換するための通信プロトコルです。

*6:CBT(Computer Based Testing)
コンピュータを利用したテストです。従来の上と鉛筆を利用したテストと異なり、CBTでは、コンピュータの画面上に問題が表示され、受験者はマウスを用いて画面上で直接回答します。

*7:アール・プロメトリック社
社長:阿部紘久(あべ ひろひさ)
本社:東京都中央区新川
電話番号:03-5541-4700(代表)
会社概要:
コンピュータを利用したテスト(CBT:Computer Based Testing)事業分野におけるリーディングカンパニーである米国プロメトリック社と、リクルートグループの出資による合弁会社です。
ITや職業ライセンス(証券外務員試験等)、アカデミック(TOEFLやGMAT等)分野の各種認定資格・能力判定試験を、計100か所以上のテストセンターにおいて運営しています。また米国プロメトリック社は世界136カ国,4800ヶ所にテストセンターをもつグローバルカンパニーです。

*8:Systemwalker
企業の経営戦略に沿ったシステムの運用を実現する統合運用管理ミドルウェアです。ポリシーマネージメント、サービスマネージメント、ライフサイクルマネージメントの3つのマネージメント(管理法)を軸に企業の経営戦略に沿った最適な運用管理ソリューションを提供しています。

*9:Symfoware
世界最高水準のトランザクション性能を実現する高性能・高信頼データベースおよびOLAP、データマイニング、テキストマイニングなどを実現するミドルウェアです。

【商標について】

  • 記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。

以 上

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