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[ PRESS RELEASE ]
2002-0249
平成14年10月25日
富士通株式会社
ブロードバンド・インターネットを支える富士通No.182

情報システムをリモート管理 「富士通ITマネージメントセンタ」開設

富士通ITマネージメントセンタ

当社は、システム全体をリモートで管理する「富士通 ITマネージメントセンタ」を館林システムセンタ内に開設します。同センタは、不正アクセス対策サービス、ウィルス対策サービス、システム管理サービスなど各種セキュリティサービスを提供するもので、2002年10月25日よりサービスを開始します。

企業では、以前からの企業経営の基本である「人材」、「資金」、「設備」、「情報」の企業資産を「事故」や「犯罪」などの脅威から保護する「セキュリティ対策」が重要な課題となっております。

そこで当社はウィルス攻撃を4つのプロセス(予防、発見、極小化、復旧)で捉えた対策や、不正アクセス攻撃をPDCA(Plan、Do、Check、Action)サイクルで捉えた対策などを提案しております。同センタは、こうしたセキュリティ対策を統合的に管理するリモートセンタです。

更に、直接お客様の所へ伺って「オンサイト対応」を実施する全国の「セキュリティSE(*1)」と連携することにより、重大性の判断や緊急対応を行うなど、万全なセキュリティソリューションを提供します。

【富士通 ITマネージメントセンタの概要】

(1)所在地: 非公開
(2)延床面積: 650m2
(3)人員: 40名
(4)特長:
  1. セキュリティサービスの提供
    • 不正アクセス対策サービス

      侵入検知システム(IDS)による不正アクセス兆候の検出や、アタックテストによるお客様システムの脆弱性監査を実施致します。

      また、同センタ開設に合わせ、「FireWall-1監視・診断サービス」も提供致します。

    • ウィルス対策サービス

      ウィルス対策ソフトの稼動状況やパターンファイル(*2)の更新状況を監視し、更にウィルス駆除サービスを実施します。

    • システム管理サービス

      お客様システムのリソース、性能、障害、設定等を監視します。

  2. センタ運営の取組み
    • セキュリティ対策

      指紋認証や監視カメラ等による入退出管理や、同センタ内スタッフに職務別の制服を採用する等により、セキュリティ対策を図ります。

    • 運用環境の整備
      • 統合管理システムによるワークフロー管理を実施します。
      • 停電、耐震、漏電、誤接続対策を施した強固なサーバルームを構築します。
      • ブロードバンドの活用と回線を 2重化することにより、可用性と拡張性の強化 を図ります。
      • センタシステムの冗長化、大容量化により拡張性を強化しました。

【用語解説または注釈】

*1 セキュリティSE:
当社が認定した44社のセキュリティパートナー会社にてセキュリティスキルを有するSE。
*2 パターンファイル:
ウィルス対策ソフトベンダが提供するウィルス検知データベース。

【商標について】

  • 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以 上

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