『成功へ導くCRM』へ向けて CRMソリューションを強化

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[ PRESS RELEASE ]

2002-0243
平成14年10月22日
富士通株式会社

『成功へ導くCRM』へ向けて CRMソリューションを強化

当社は、顧客中心志向にシフトする企業経営を支えるべく、『成功へ導くCRM』を実現するCRMソリューションを本日より提供開始いたします。

CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)は、企業とお客様の接点から生まれるさまざまな情報を活用する戦略的な経営手法として、近年急速に注目を集めております。そのような中、当社が2001年2月に発表したCRMソリューション「CRM21」は、発表以来多くのお客様に大変ご好評いただいております。しかしながら、昨今の厳しい経営環境の中、CRMに対する更なる期待は、その導入効果に求められつつあります。

当社は、10年以上の経験と実績から積み重ねられたノウハウを基に、効果的なCRMの導入を実現するため、企画～構築～運用を一貫してサポートする「サービス商品」と、基盤となる「パッケージ製品」を新たにご用意して「CRM21」を強化しました。更に、お客様の業種や業務、目的によって最適なCRMの導入が実現できるよう、そのガイドラインとなる「CRM展開マップ」を開発しました。企画～構築～運用を一貫してサポートし、「CRM展開マップ」を活用することにより、お客様のCRMを『成功へ導くCRM』へと実現致します。

当社が考えるお客様にとっての『成功へ導くCRM』のポイントは、次の3点です。

(1)	導入目的の明確化	：	トップを含めた企業全体における意識の共有
(2)	評価指標に基づく導入効果の明確化	：	効果の可視評価による経営施策への反映
(3)	次世代環境への取組み	：	多彩なチャネルへの対応、VoIP(1)等、ユビキタス(2)時代への対応・活用

今回ご提供するソリューションの特長は次の通りです。

■企画～構築～運用の一貫したサポート イメージ1：「成功へのステップ」

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CRMを成功させるためには、目的と効果を明確にし、定着と改革が必要となります。この度、「企画～構築～運用」を一貫してサポートするサービス・製品をより拡充することにより、お客様の業務の定着と更なる改革の実現を図ります。

企画

CRM展開マップ

拡大表示	CRM導入に向けて、「CRM展開マップ」に基づき、その目的・意義・ポイント・効果等をお客様が求める真のCRMとしてご提案します。また、CRM導入後の業務改革を図り、次のCRMへのステップアップに向けた指針として活用します。

CRM業務コンサルティングサービス
お客様の求める業務に適したCRMを企画・ご提案するため、「CRM業務コンサルティングサービス」を新たに提供します。また、アクセンチュア(株)殿との連携により、双方の強みを融合させたCRM経営コンサルティングやCRM事業戦略コンサルティングを新たにご用意し、最適なコンサルティングを実現いたします。

構築
- BroadChannel V5
  多彩なチャネルの統合(平成12年3月特許出願：2000-93114)、VoIP、J2EE(*3)に準拠したチャネルに依存しない顧客とのコンタクト履歴の統合を実現する、最新コンタクトセンター構築用パッケージです。
  (顧客情報管理システム：平成5年3月特許出願：H5-56875)
- 統合CRM-DB(2003年3月末提供予定)
  顧客データベースなど、企業内に散在する各種のデータベース・システムを変更することなく統合。顧客情報を一元管理し、組織を横断した全顧客情報の一覧、共有、分析を実現する最新パッケージです。
運用
- 業務マネージメントサービス
  お客様の業務プロセス・業務フローに沿ったCRMの定着を目的に、導入効果測定・業務分析改善・人材育成・マネージメント支援などを行い、今後の業務改革を実現します。

当社におきましては、今回発表したCRMソリューションを発表前に社内適用し、そこから得た導入ノウハウを活かした上でお客様にご提供してまいります。これにより、具体的で実践的なCRMのご提案につながると考えています。

また、電子自治体の分野におきましても、今回発表している最新技術をベースとしたソリューションを10月15日に「行政CRM」として提供開始しております。

新ソリューションと富士通グループ全体の総合力を結集し、2003年度はCRM関連事業で1,300億円を、2004年度は1,600億円、2005年度は2,000億円の売上を見込んでおります。

今回、提供するCRMソリューションについて、アクセンチュア(株)殿より、以下のコメントをいただいております。

【アクセンチュア殿からのコメント】

アクセンチュア株式会社
カスタマー・リレーションシップ・マネジメント・グループ統括パートナー
樋田真(とよだまこと)氏

「アクセンチュア(株)と富士通株式会社は、今年2月にトータル・ソリューション・ビジネスの国内市場での展開において提携、以来協業を進め、今回第1弾として新CRMソリューションへの協力に到ったものです。両社は今後とも、其々の強みを生かし、mCRM(*4)を含んだ次世代統合コンタクト、次世代営業・モバイルオフィス、及びCRM-SCM連携型バリューチェーンを次世代CRMビジョンの核とし、顧客企業のビジネスにおける付加価値創造を共同で推進して参ります。」

【ご提供価格(税抜き価格)】

◆	CRM業務コンサルティングサービス	：	個別見積
◆	BroadChannel V5	：	2,500万円(50席)～
◆	統合CRM-DB	：	価格未定(2003年3月末提供予定)
◆	業務マネージメントサービス
	・ラーニングサービス	：	95万円～
	・マネージメントサービス	：	価格未定(2002年12月末提供予定)
	・ビジネスストラテジーサービス	：	価格未定(2002年12月末提供予定)

【用語解説】

*1:VoIP: Voice over Internet Protocol。 IPネットワーク上で音声通話を実現する技術。
*2:ユビキタス: あらゆる情報機器がネットワークで結ばれ、いつでもどこでも情報をやりとりできる事。
これからの情報社会の方向性を示す言葉。
*3:J2EE: エンタープライズシステム構築のためのJavaプラットフォームであり、アプリケーションサーバの事実上の業界標準。
*4:mCRM: mobileCRM。"モバイル環境に置かれている人"に対するCRM。

【商標について】

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

CRM製品ホームページ : http://crm.fujitsu.com/

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。