ブロードバンド・インターネットの時代のCOBOL開発環境<br> 「NetCOBOLシリーズ」新発売- FUJITSU Japan

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No.134

当社は、XML対応の強化と「.NET(ドットネット)フレームワーク」に対応したCOBOL開発環境「NetCOBOL(ネットコボル)シリーズ」を、5月9日より販売開始いたします。

本製品は、従来の「PowerCOBOL97シリーズ」の後継として上位互換(*1)を完全に保証しつつ、XML対応を強化しました。これにより、XMLを使った電子商取引やe-Japanなどの電子申請、電子帳票システムの開発に、COBOLを適用することができます。

また、Microsoft社の「.NETフレームワーク」に対応したCOBOLアプリケーションを開発・実行するための「NetCOBOL for .NET」を国内で初めて販売開始いたします。

「PowerCOBOL97シリーズ」は、累計50万ライセンスを超え、COBOL開発環境としては国内最高の出荷実績をあげております。今後は、「NetCOBOLシリーズ」として、COBOL開発環境をインターネットの新技術にいち早く対応し、お客様のニーズに応えてまいります。

今後、当社のCOBOL開発環境は、国内／海外ともに「NetCOBOL」の名称で、販売してまいります。

【「NetCOBOLシリーズ」の特長】

XML対応の強化

XML対応の強化により、XML形式のデータをCOBOLで扱えるファイルのレコードデータとして扱うことができます。これにより、XMLを使用した電子商取引やe-Japanなどの電子申請、電子帳票システムの開発に、COBOLを使用することができます。
.NETフレームワークに対応した国内初のCOBOL開発環境

.NETフレームワークが提供するASP.NET(*2)、XML Webサービス(*3)などを活用することで、.NETフレームワークに対応したCOBOLアプリケーションを開発できるだけでなく、既存のCOBOLプログラムを容易に.NETフレームワーク上で利用することができます。
また、開発環境としてVisual Studio .NET IDE(*4)を採用しており、Webフォームデザイナ、各種ウィザードなどの様々な開発支援ツールがアプリケーション開発を支援します。

【価格と出荷時期】

＜.NET版＞	「NetCOBOL Base Edition for .NET V1.0」他 24万円(税別)から、2002年6月中旬より
＜Windows版＞	「NetCOBOL Base Edition for Windows V7.0」他 24万円(税別)から、2002年7月下旬より
＜Solaris版＞	「NetCOBOL Base Edition 7.0」他 80万円(税別)から、2002年7月下旬より

【販売目標】

今後3年間で、国内で30万ライセンスの販売を予定しております。

【注釈】

*1 上位互換

NetCOBOLシリーズ(.NET版を除く)は、PowerCOBOL97シリーズの機能を包含しており、ソース互換およびオブジェクト互換を保証しています。

ソース互換	:	PowerCOBOL97シリーズで開発したプログラムを、NetCOBOLシリーズで翻訳・実行できます。
オブジェクト互換	:	PowerCOBOL97シリーズで開発したプログラムを、再翻訳せずにNetCOBOLシリーズの運用環境で実行できます。

*2 ASP.NET

Webアプリケーションを開発するためのMicrosoft社のフレームワークです。

*3 XML Webサービス

インターネットの標準プロトコルを使ってアクセス可能なアプリケーション・コンポーネントです。

*4 Visual Studio .NET IDE

マイクロソフト社が開発した、.NETアプリケーション開発者向けの統合開発環境です。

【商標について】

製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。