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THE POSSIBIliTIES ARE INFINITE
Japan
元のページへ戻る本件に関するお問い合わせ先

2002-0101
平成14年5月7日提出

会社名富 士 通 株 式 会 社
代表者の
役職氏名
代表取締役社長 秋草直之
コード番号6702(東京、大阪、名古屋 第一部)

2009年満期円貨建転換社債型新株予約権付社債発行に関するお知らせ


平成14年5月7日開催の当社取締役会において、2009年満期円貨建転換社債型新株予約権付社債の発行につき決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。



1.社債の名称富士通株式会社2009年満期円貨建転換社債型新株予約権付社債(以下「本新株予約権付社債」といい、そのうち社債のみを「本社債」、新株予約権のみを「本新株予約権」という)
2.発行総額2,200億円及び下記11.記載の幹事引受会社の権利の行使により追加的に発行される本社債の額面金額合計額並びに本新株予約権付社債券の紛失、盗難又は滅失の場合に適切な証明及び補償を得て発行することがある代替新株予約権付社債券に係る本社債額面金額合計額
3.発行価額本社債額面金額の100%(各本社債額面金額5,000,000円)
4.発行価格(募集価格)今後開催予定の当社取締役会で決定する。
5.本社債の様式無記名式新株予約権付社債券
6.利率利息は付さない。
7.調印日未定
8.払込期日及び発行日2002年5月27日
9.満期償還2009年5月27日(償還期限)に本社債額面金額の100%で償還する。
10.本新株予約権の内容
(1)本新株予約権の目的である株式の種類及び数本新株予約権の目的である株式の種類は当社普通株式とし、その行使により当社が当社普通株式を新たに発行又はこれに代えて当社の有する当社普通株式を移転(以下当社普通株式の発行又は移転を当社普通株式の「交付」という)する数は、行使請求に係る本社債の発行価額の総額を下記10.(4)(b)記載の転換価額で除した数とする。但し、行使により生じる1株未満の端数は切り捨て、現金による調整は行わない。本新株予約権の行使により単元未満株式が発生する場合には、商法に定める単元未満株式の買取請求権が行使されたものとして現金により精算する。
(2)発行する本新株予約権の総数44,000個及び下記11.記載の幹事引受会社の権利の行使により追加的に発行される本社債の額面金額合計額並びに本新株予約権付社債券の紛失、盗難又は滅失の場合に適切な証明及び補償を得て発行することがある代替新株予約権付社債券に係る本社債額面金額合計額を5,000,000円で除した個数
(3)本新株予約権の発行価額無償とする。
(4)本新株予約権の行使に際して払込をなすべき金額(a)本新株予約権1個の行使に際して払込をなすべき額は、本社債の発行価額と同額とする。
(b)本新株予約権の行使に際して払込をなすべき1株あたりの額(以下「転換価額」という)は、今後開催予定の当社取締役会で決定する。
(c)転換価額は、本新株予約権付社債の発行後、当社が当社普通株式の時価を下回る発行価額又は処分価額で当社普通株式を発行又は処分する場合には、次の算式により調整される。なお、次の算式において、「既発行株式数」は当社の発行済普通株式総数(但し、普通株式に係る自己株式数を除く)をいう。
調整後
転換価額
調整前
転換価額
× 既発
行株
式数
新発行・処分株式数 × 1株あたりの発行・処分価額

時 価

既発行株式数 + 新発行・処分株式数



また、転換価額は、当社普通株式の分割・併合、当社普通株式の時価を下回る価額をもって当社普通株式の交付を請求できる新株予約権(新株予約権付社債に付されたものを含む)の発行等が行われる場合その他一定の事由が生じた場合にも適宜調整される。
(5)本新株予約権の発行価額及びその行使に際して払込をなすべき金額の算定理由今後開催予定の当社取締役会で決定する。
(6)本新株予約権の行使請求期間2002年6月10日から2009年5月13日まで (本社債の繰上償還の場合には、当該償還日の前銀行営業日まで)
(7)その他の本新株予約権の行使の条件当社が本社債につき期限の利益を喪失した場合には、以後本新株予約権を行使することはできないものとする。また、各本新株予約権の一部行使はできないものとする。
(8)本社債の償還の方法並びに本新株予約権の消却事由及び消却の条件(a)買入消却
当社は、公開市場を通じ又はその他の方法により随時本社債を買入れ、これを消却することができる。かかる消却をする場合、当社は当該本社債に係る本新株予約権につきその権利を放棄するものとする。なお、当社の子会社は、公開市場を通じ又はその他の方法により随時本社債を買入れ、当該本社債に係る本新株予約権とともにこれを放棄することができる。
(b)当社が他の会社の完全子会社となる場合の繰上償還
当社が株式交換又は株式移転により他の会社の完全子会社となることを当社の株主総会で決議した場合、当社は、一定の条件の下、その選択により、当該株式交換又は株式移転の効力発生日以前に、公告を行った上で、本社債の全部(一部は不可)を本社債額面金額に対する下記の割合で表される償還金額で繰上償還することができ、かかる場合同時に新株予約権の全部を無償で消却する。
2002年5月28日から2003年5月26日まで106%
2003年5月27日から2004年5月26日まで105%
2004年5月27日から2005年5月26日まで104%
2005年5月27日から2006年5月26日まで103%
2006年5月27日から2007年5月26日まで102%
2007年5月27日から2008年5月26日まで101%
2008年5月27日から2009年5月26日まで100%
(c)130%コールオプション条項による繰上償還
2005年5月27日以降、東京証券取引所における当社普通株式の普通取引の終値が、20連続取引日(終値のない日を除く)にわたり、当該各取引日に適用のある転換価額の130%以上であった場合、当社は、一定の条件の下、その選択により、公告を行った上で、本社債の全部(一部は不可)を本社債額面金額で繰上償還することができ、かかる場合同時に本新株予約権の全部を無償で消却する。
(d)税制変更等による繰上償還
日本国の税制の変更により、本社債に関する次回の支払に関し一定の特約に基づく追加額の支払の必要があることを受託会社に了解させた場合、当社は、その選択により、公告を行った上で、いつでも、本社債の全部(一部は不可)を本社債額面金額で繰上償還することができ、かかる場合同時に本新株予約権の全部を無償で消却する。
(9)本新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価額中資本に組入れない額転換価額(但し、上記10.(4)(c)によって調整された場合は調整後の転換価額)から資本に組入れる額を減じた額とする。資本に組入れる額とは、転換価額(調整された場合は調整後の転換価額)に0.5を乗じた金額とし、計算の結果1円未満の端数を生じる場合はその端数を切り上げた額とする。
(10)本新株予約権の期中行使があった場合の取扱い本新株予約権の行使により交付する株式に関する利益配当金又は中間配当金(商法第293条ノ5による金銭の分配)は、本新株予約権行使の効力発生日の属する配当計算期間(現在3月31日及び9月30日に終了する各6ヶ月の期間をいう)の初めに本新株予約権行使の効力が発生したものとみなして、これを支払う。
(11)代用払込に関する事項商法第341条ノ3第1項第7号及び第8号により、本新株予約権を行使したときは本社債の全額の償還に代えて当該本新株予約権の行使に際して払込をなすべき額の全額の払込があったものとみなすものとする。
11.募集方法NikkoSalomonSmithBarney Europe(正式名称 Salomon Brothers International Limited.)を主幹事引受会社とする幹事引受会社の総額買取引受による欧州を中心とする海外市場(但し、米国を除く)における募集。
なお、幹事引受会社には、平成14年5月23日までに当社に通知することにより本社債額面金額合計額300億円を上限として追加的に本新株予約権付社債を買取る権利を付与されている。
12.上場本新株予約権付社債をロンドン証券取引所に上場する。
13.取得格付A3:Moody's(予備格付)
A+:株式会社格付投資情報センター
14.本社債の担保又は保証なし

以 上



(ご参考)

1. 資金使途
  1. 調達資金の使途
    手取概算額219,900百万円(幹事引受会社の追加買取権が全額行使された場合には249,900百万円)については、社債償還及び長短借入金の返済資金に約140,000百万円を充当し、残額をソフト・サービス事業を中心とした成長分野への投融資資金に充当する他、財務柔軟性の向上を目的として現預金で保有する予定です。
  2. 前回調達資金の使途の変更
    該当事項はありません。
  3. 会社収益への影響
    社債償還及び借入金返済への充当により金融収支の改善が期待でき、投融資資金への充当により収益の成長が期待できます。

2. 株主への利益配分等
  1. 利益配分に関する基本方針
    株主に安定的な利益の還元を図るとともに、財務体質の強化および業績の中長期的な向上を踏まえた積極的な事業展開に備えるため、内部留保を充実することにあります。
  2. 配当決定に当たっての考え方
    市場の急激な変化に伴い収益性が大幅に悪化したことにより、次年度以降の収益力の抜本的な回復を図るために必要な事業構造改革を徹底的に進め、これに伴い特別損失を計上いたしました。この結果、当期純損失は2,651億円となりましたが、リストラ効果に伴う翌年度の業績の回復を確実なものと考えており、今期の1株当たり期末配当金は2円50銭とし、年間で5円(うち中間配当金2円50銭)の配当を実施する予定であります。
  3. 過去3決算期間の配当状況等

    平成12年3月期平成13年3月期平成14年3月期
    1株当たり当期純利益 7.06円23.70円△133.74円
    1株当たり年間配当金 10.00円10.00円5.00円
    実績配当性向 142.8%42.2%△3.8%
    株主資本利益率 1.2%3.9%△24.3%
    株主資本配当率 1.7%1.6%1.0%

    (注) 1. 株主資本利益率は、決算期末の当期利益を株主資本(期首の資本の部合計と期末の資本の部合計の平均)で除した数値です。
    2. 株主資本配当率は、年間配当金総額を株主資本(期首の資本の部合計と期末の資本の部合計の平均)で除した数値です。

3. その他
  1. 潜在株式による希薄化情報等
    転換価額が未定のため、算出しておりません。
  2. 過去3年間に行われたエクイティ・ファイナンスの状況等
    1. エクイティ・ファイナンスの状況
      該当事項はありません。
    2. 過去3決算期間および直前の株価等の推移

    平成12年3月期平成13年3月期平成14年3月期平成15年3月期
    始 値 1,918円3,330円1,633円989円
    高 値 4,730円3,760円1,793円1,079円
    安 値 1,913円1,420円732円964円
    終 値 3,250円1,670円1,005円981円
    株価収益率 460.3倍70.5倍

    (注) 1. 平成15年3月期株価については、平成14年5月2日現在で表示しています。
    2. 株価収益率は、決算期末の株価(終値)を当該決算期の1株当り当期利益で除した数値であります。
    3. 平成14年3月期の株価収益率は、マイナスとなるため表示しておりません。

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