世界最高速の連続紙ページプリンタ販売開始- FUJITSU Japan

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[ PRESS RELEASE ]	2002-0128 平成14年5月30日富士通株式会社

No.142

世界最高速の連続紙ページプリンタ販売開始

毎分20,400行、A4で400枚相当の超高速印刷を実現
VSP4980

当社はこのほど、印刷速度が毎分20,400行（A4換算で400枚相当）の連続紙(*1)ページプリンタ「VSP4980」を開発し、5月30日より販売を開始いたします。

当商品は、UNIXやWindowsなどオープンシステムに接続可能な世界最高速の連続紙ページプリンタで、従来の最高速モデルに比べ、約2.5倍の高速印刷を実現しています。印刷処理にかかる時間を大幅に短縮するとともに、遠隔地での大量印刷ニーズにも対応します。金融・証券、自治体、流通など幅広い分野において月報、請求書集計印刷やダイレクトメール等、高速で大量の一括印刷が必要とされる業務に最適なプリンタです。

近年、ネットワークの高速化・大容量化とオープンシステムの浸透によりUNIXやWindows環境にも対応する高速プリンタの要望が高まっています。

当商品は、GigabitEthernet(1000BASE-T),100BASE-TX,10BASE-Tなどのインタフェースを搭載することで、高速ネットワークを実現しています。加えて、オープンシステムにおける国際標準のUnicodeに対応したFNP (Fujitsu Network Printer)言語を搭載することで、ネットワーク負荷を軽減しています。

VSPシリーズは、ローエンド機から超高速機まで14機種からなり、小規模な印刷システムから大規模システムまでお客様の様々なニーズにお応えします。

今後はラインアップの拡充を図るとともに、ISVアプリケーションやERPパッケージとの連携を図ってまいります。

【販売価格と出荷時期】

「VSP4980」： 6,400万円平成15年2月末

【販売目標】

今後3年間で4万台（VSPシリーズ全体）

【VSP4980の主な特長】

1.ネットワーク負荷の軽減: アウトラインフォントを搭載し、コードデータによりデータ量を圧縮することによりネットワーク負荷が小さくなり、表現力の向上と高速化の両立を実現しています。
2.バーコード対応: 帳票印刷システム「SCP7200(*2)」と連携しQR(*3)コードの印刷が可能です。
公共料金の代理収納伝票を始めとするEAN-128(*4)バーコード印刷が可能です。
3.オープンシステム対応: 国際標準のUnicodeに対応したFNP言語により、UNIXやWindowsサーバアプリケーションと強力に連携します。

【その他の機能強化】

今回の新商品の販売開始にあわせて、印刷解像度等の機能を強化した「VSP4971」と「VSP4902」を追加し、同日より販売を開始いたします。

［商品型名］	［印刷速度］	［価格(税別)］	［出荷時期］
「VSP4971」	毎分 8,250行	2,600万円	平成14年7月末
「VSP4902」	毎分 1,250行	595万円	平成14年7月末

【用語説明】

（*1）連続紙：: ページ毎にミシン目と紙送り用の穴があり、高速、高精度の印刷に適する連続した印刷用紙。
（*2）SCP7200：: 帳票印刷システム。データベースのデータ交換等に使われる項目をカンマで区切った汎用性の高いテキストデータ形式CSV(Comma Separated Value)から帳票印刷データを作成出来る機能がある。自動帳票認識機能やインパクトプリンタにも対応出来るよう機能強化を図った。
（*3）QRコード：: 2次元コードで、日本自動車工業会の標準伝票のEDIに利用されている他、国際規格(ISO/IEC18004)として制定され、物流管理等での利用が進んでいる。
（*4）EAN-128バーコード：: 国際EAN協会が標準化したバーコードで、財団法人流通システム開発センター・流通コードセンターや医療材料、食品分野等でガイドラインが取りまとめられている。7月よりコンビニエンスストアにおける公共料金代理収納に採用が予定されており、今後、普及が見込まれる。

【商標について】

●記載されている製品名等の固有名詞は、各社の登録商標または商標です。

以上

製品情報ホームページ

http://jp.fujitsu.com/platform/document/systemprinters/

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。