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国内初 !!世界最大容量 毎秒1.76テラビットのDWDMシステムを納入〜クロスウェイブ コミュニケーションズの東名阪バックボーンネットワーク〜当社は、株式会社クロスウェイブ コミュニケーションズ様(以下 クロスウェイブ)に、世界最大の伝送容量を持つDWDM(Dense Wavelength Division Multiplexing:高密度波長分割多重)システム「FLASHWAVE 7700」を納入いたしました。
本件は、当システムの国内初の納入事例になります。
「FLASHWAVE 7700」は、毎秒10ギガビット(Gbps、ギガは10億)の波長を最大176波重ねることで、毎秒1.76テラビット(Tbps、テラは1兆)のデータを伝送するDWDMシステムです。この伝送能力は、MPEG4に圧縮されたHDTV(高精細度テレビジョン)画像を、約34,000人に向けて同時配信することを可能にします。加えて、本システムは、LightGuard(ライトガード)機能(*1)や自動光レベル最適化技術(*2)を備えています。これらの機能により、ネットワークの高い信頼性や高品質でのデータ伝送を可能にするとともに、システムの立ち上げや運用後の波長増設に要する時間を、従来に比べ10分の1程度と大幅に短縮することが可能です。
クロスウェイブは、全国のデータセンターをネットワークで結び、各種サービスを提供しています。主要サービスである「広域LANサービス」「高速バックボーンサービス」の普及と、4月1日よりサービスが開始される「ギガビットイーサ専用線サービス」の提供によるデータ通信トラフィックの上昇に対応するため、東京、名古屋、大阪の各データセンター間を結ぶ、総延長距離約1,400kmのバックボーンネットワークの強化を実施しました。
今回の当社システム選定に際しては、当社のこれまでの北米市場での光通信システムに関する実績が高く評価されました。当社は、今回のクロスウェイブへのDWDMシステムの納入を契機とし、需要が高まりつつある国内市場でのシェア拡大を図っていきたいと考えております。 【FLASHWAVE 7700について】 「FLASHWAVE 7700」は、海外にて「FLASHWAVE OADX」、国内にて「FW OADX」の名称で展開してきたDWDMシステムです。平成14年1月より、ブランド戦略の一環として名称変更しています。
本システムは、1秒間に1.76テラビットという世界最大の伝送容量を長距離中継できる高密度波長分割多重システムです。このシステムは、次世代高密度波長分割多重伝送と光分岐プラットフォーム(Optical Add/Drop Platform)機能を持ち、1秒間に10ギガビット(100億ビット)の伝送容量を持つチャネル(波長)を176チャネルまで多重することができます。C−バンドとL−バンドという2つの伝送帯域において、各チャネルを50GHz間隔とすることにより、それぞれ88チャネルずつを多重し、世界最大の伝送容量を実現しています。
【クロスウェイブ コミュニケーションズについて】 クロスウェイブは、1998年10月、株式会社インターネットイニシアティブ様(IIJ)、ソニー株式会社様、トヨタ自動車株式会社様の3社の共同出資により設立された、日本で初めてのデータ通信専用の通信会社です。大容量かつ高速なデータ通信を、マルチプラットフォームで誰にでも使いやすく、しかも低コストで提供する第一種通信事業者です。
【商標】 ●製品名称等の固有名詞は、各社の登録商標または商標です。
以 上
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。 |
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