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東洋紡と富士通がSNPsタイピングの分野で共同ビジネス-医療・製薬分野向けにSNPs研究支援サービスを共同で提供-東洋紡績株式会社(本社:大阪市北区、社長:津村 準二)、株式会社東洋紡ジーンアナリシス(本社:大阪市北区、社長:川村 良久)、富士通株式会社(本社:東京都千代田区、社長:秋草 直之)は、SNPsタイピングの分野で連携し、医療・製薬分野向けサービスを4月より提供開始いたします。
1.提供するサービス
2.サービス開始時期 2002年4月より
3.販売目標 2002年度~2003年度 80億円
4.共同ビジネスの背景 東洋紡ジーンアナリシスは東洋紡バイオ21プロジェクト推進室の本格支援を受け、SNPs(一塩基多型)受託事業が軌道に乗り始めました。効率的なSNPsタイピング業務の実施に当たっては、事前に遺伝子上のSNPs状況を膨大なDB(データベース)情報から確認し、選定しておくことが重要であります。
今回、この一連のSNPsタイピングに関連したサービスに対して、バイオ事業分野で遺伝子検査技術に定評のある東洋紡グループとバイオインフォマティクス分野で実績のある富士通が双方の得意技術で連携することにより、東洋紡グループのサービスの強化・充実を図ります。
5.解説 SNPsは複数人の塩基配列を比較した場合に認められる配列の違いであり、全ゲノムに分散する最も緻密なマーカーです。そのため、マーカーとしてのSNPsは疾患候補遺伝子の同定に利用されています。また、薬物代謝や薬物反応性に関わる遺伝子のSNPsは投薬を前提にしたオーダーメイド医療に必要な要素です。
既に数百万規模のSNPsのデータが公的サイトに登録されており、今回のサービスに当たってはSNPsのDNA配列へのマッピング、人種毎のallele頻度情報の提供等、SNPsタイピング処理の効率化に役立つ情報を整理・用意することでSNPs解析を、これまで以上に短期間で、効率的に実施することが可能になります。
東洋紡グループは、 ・SNPs―DBを活用したゲノムベースの臨床治験に関するSNPs解析サービスの充実。
・薬物代謝・薬物反応性遺伝子SNPsの診断薬開発。
・SNPs―DBを活用したヒトcDNAライブラリーの販売。
を目指します。富士通は、 東洋紡グループのサービスを支援するに当たり、バイオ研究ポータルサイトである「NetLaboratory」にDBおよびソフトウエア基盤を設置し情報技術面のサポートを行っていきます。
また、サービスに使用するSNPsカタログの作成ソフトウエアを活用してお客様環境内向けSNPs研究環境構築サービスも実施していきます。
【用語解説】
【参考資料】
以 上 プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。 |
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