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| [ PRESS RELEASE ] |
2002-0058
平成14年3月12日
富士通株式会社 |
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手のひらサイズの小型携帯端末「Pocket LOOX」を世界市場に投入
富士通及びグループ各社は、手のひらサイズの小型携帯端末(Personal Digital Assistant:PDA)「Pocket LOOX(ポケット ルークス)」を、日本、及び欧州、北米、アジア・オセアニアの各国において、2002年第2四半期より順次、販売を開始いたします。
販売に先立ち、欧州向けに製品化する「Pocket LOOX」を、3月13日より独ハノーバーで開催されるCeBITにて、富士通・シーメンス・コンピューターズより公開いたします。
「Pocket LOOX」は、基本ソフトとして「Microsoft® PocketPC2002 Software」を採用し、CPUに「Intel® PXA250アプリケーション・プロセッサ」を搭載した、高性能で高機能なPDAです。
パソコンとのデータ連携機能とネットワーク機能、高速性と省電力の実現により、携帯情報機器に必要十分な高速なネットワーク通信と、エンターテインメント性を損なわない映像と音楽を楽しむことが出来ます。
手のひらサイズの小型携帯端末であるPDAは、ブロードバンド・インターネット時代の到来によって、ビジネスにおいては、情報収集端末やコミュニケーション端末として普及しております。加えて、家庭においては、インターネット利用や個人情報の管理、エンターテインメントツールとしてのニーズが高まっております。
この様な多様なニーズに応え、富士通及びグループ各社は、「Pocket LOOX」をモバイルプラットフォームの一つとして、販売する市場や販売チャネルに合わせ、各地域毎にビジネスの形態と仕様を最適化し展開してまいります。
欧州では、「Pocket LOOX」にモバイルフォンの機能を付加するGPRS (*1)ユニットを製品化し、携帯電話市場にも対応いたします。
日本においては、「Pocket LOOX」に至近距離でのワイヤレス通信を実現する規格「Bluetooth」を標準装備いたします。Bluetoothは、LANアクセスポイント、パソコン用アダプタ、電話用アダプタ、プリンタアダプタ、ヘッドホンなどの製品に普及しつつあり、ネットワーク機能の強化はもちろん、拡張性、利便性、システム構築の自由度が向上し、モバイルソリューションを広げるものと期待されております。
富士通は、既にモバイルパソコン「FMV-BIBLO LOOX」を商品化し、多くのお客様にご愛用頂いております。さらに、今般のPDA「Pocket LOOX」を「LOOXファミリー」としてご提供することで、お客様のモバイルソリューションに注力してまいります。
「Pocket LOOX」日本仕様概要
| -CPU | ： | Intel® PXA250アプリケーション・プロセッサ |
| -基本ソフト | ： | Microsoft® PocketPC2002 Software |
| -RAM | ： | 64MB |
| -液晶 | ： | 3.5インチ反射型TFT、240×320ドット 約6万5千色表示 |
| -拡張スロット | ： | CF TYPEII×1、SDメモリスロット×1 |
| -通信機能 | ： | Bluetooth V1.1 |
| -出荷時期 | ： | 2002年第2四半期 |
【用語解説】
- *1：GPRS：General Packet Radio Service
- 携帯電話のパケット通信方式のひとつで、主にヨーロッパやアジアで利用されている。
【商標について】
- ● 製品名等の固有名詞は、各社の登録商標または商標です。
以 上
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。
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