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平成14年2月28日
富士通株式会社 |
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「FUJITSUユニバーシティ」の設立
〜業界をリードする高度人材を育成〜
当社は、富士通グループのナレッジを結集し、業界をリードする高度人材の育成を行うため、従来の人材育成戦略・システムを一元化、刷新して、本年4月1日に「FUJITSUユニバーシティ」を設立いたします。
これにより、当社はグローバルビジネスの場において、カスタマ・フォーカスで行動し、強いテクノロジをベースにしたプロダクト、サービス、ソリューションをトータルに継続的に提供するため、"プロフェッショナル人材"の層を強化・拡充するとともに、将来に向け富士通グループならびに業界をリードする"ビジネスリーダー"など高度人材の育成にグループを挙げて戦略的に取り組んでまいります。
(図1) |
「FUJITSUユニバーシティ」は、具体的には事業戦略と密接に連動の上、グループ全体の人材育成戦略を創り、実現する機関として、お客様に高度付加価値を提供できるプロフェッショナル人材の育成、グローバルレベルのリーダーシップを発揮できるビジネスリーダーの育成、長屋経営の理念を旨とするトータルプロバイダとしてのベースライン強化の3点を基軸といたします。
「FUJITSUユニバーシティ」は、新設予定の「沼津キャンパス(仮称、現:沼津工場内)」にその本部を置き、高度人材の育成戦略・方針の策定や実行にあたり、大学や研究機関などとの連携による研修や交流、教育プラットフォーム「FUJITSU NetCampus」の活用による教育コンテンツの開発・発信を行います。併せて、富士通が長年にわたり引き継いできた高い目標にチャレンジするという"DNA"を次世代に承継する場として「沼津キャンパス」を拡充してまいります。
当社は、「FUJITSUユニバーシティ」を人材育成戦略のドライバーと位置づけ、従業員一人一人のキャリアプランに基づく能力開発を会社として積極的に支援し、今後、グループ全体の知の結集、共有化、承継に体系的に取り組み、新たなる知の創造により、付加価値をもたらすナレッジ・クリエイティング・カンパニーを目指します。
「FUJITSUユニバーシティ」の概要
- 概念、組織
(図5) |
(図6) |
- 人材育成のフレームワーク
(図7) |
<具体策>
- 選抜教育・サクセッションプラン
次世代ビジネスリーダーの育成について、従来のGKIプログラムを充実させ、選抜教育と実践経験(ローテーション)を組み合わせた計画的な育成を実施いたします。
- プロフェッショナル認定制度
ソフト・サービス部門ですでに実施しているプロフェッショナル認定制度(コンサルタント、プロジェクトマネージャー)を、プラットフォーム部門、テクノロジ部門でも検討をしてまいります。
- 人事制度との連動 (1) 等級昇級
- 人事制度との連動 (2) 目標管理
- キャリアマネジメントサービスの強化
本人のキャリアプランに対する会社の支援として、キャリアマネジメントサービス(キャリアデザイン、キャリアカウンセリング、職場マネジメント支援)を拡充する。
- 大学、研究機関との連携
「FUJITSUユニバーシティ」のトータルアドバイザーとして、野中 郁次郎氏(一橋大学大学院 教授)をはじめ数名の方々にご協力いただき、社外との連携を図ってまいります。
以 上
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。
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