[ PRESS RELEASE ]	2002-017 平成14年1月22日 富士通株式会社

1. 世界最大規模のBtoBコマースを実用化したノウハウを商品に反映
   
   • RosettaNetにより当社購買システムにおいて、Converge Inc.様のe-マーケットプレイス(*3)やインテル株式会社様、京セラ株式会社様、シスコシステムズ株式会社様、Micron Technology, Inc.様等と連携した世界最大規模のBtoBコマースを「INTERSTAGEファミリー」により実現。
     
   • 接続範囲を限定し、低価格にBtoBコマースを実現する新商品「INTERSTAGE CollaborationRing TPM Connector」を提供。 (米国RosettaNetコンソーシアム(*4)が推進するBasics勧告(*5)に対応)
     
   更に、「INTERSTAGEファミリー」はBtoBコマースやe−マーケットプレース適応拡大のため、マイクロソフト株式会社様(Microsoft BizTalk連携、.NET連携)、コマース ワン株式会社様(Commerce One) (*6)と協調します。
   
   
   
2. Webサービス業務情報を統合・管理する世界最先端のポータル・リポジトリ
   ネットワークに展開された多様な業務情報を、ERM(*7) により統合的に管理する新商品「IN TERSTAGE PortalWorks ContentWiz」を提供します。本商品は、世界的に導入実績のある (1,000社以上) Softlab様のテクノロジー(*8)を用いています。

【販売目標】

今後3年間で、70，000サーバの販売を予定しています。

<Integration Server>

• INTERSTAGE CollaborationRing TPM Connector V4.0L20（Windows）
  INTERSTAGE CollaborationRing TPM Connector 4.1 （Solaris）
  出荷：2002年2月末、 100万円〜(税別)
  

<Portal Server>

• INTERSTAGE PortalWorks ContentWiz V4.0L20（Windows）
  INTERSTAGE PortalWorks ContentWiz 4.1 （Solaris）
  出荷：2002年2月末、 1200万円〜(税別)
  

<Solution Suite>

• INTERSTAGE Web Recommendation V4.0L20（Windows）
  出荷：2002年2月中、 400万円〜(税別)
  
  
• INTERSTAGE DigiCatalog V4.0L20（Windows）
  INTERSTAGE DigiCatalog 4.1 （Solaris）
  出荷：2002年2月初、 500万円〜(税別)
  
  
• INTERSTAGE Office Square V4.0L20（Windows）
  出荷：2002年2月末、 330万円〜(税別)
  

<サービス&サポート>

• SupportDesk ソフトウェアプレミアムサービス(INTERSTAGE)
  出荷：2002年1月末、 月額：100万円〜(税別)
  

• マイクロソフト株式会社様からのコメント
  
  
  マイクロソフト株式会社では、今回の富士通様のINTERSTAGEファミリーの出荷を歓迎いたします。
  富士通様とは、2000年9月の 提携以来、Windowsプラットフォームによる基幹業務やインターネットビジネス等の大規模なエンタープライズシステムの実現を目指し、様々な観点で協業を行なってまいりました。
  現在も、INTERSTAGEにおける Microsoft BizTalk Serverとの連携、.NETフレームワークを利用したXML Web Serviceの推進のため技術支援を行っています。
  今回の発表は、両社における提携の1つの結果でもあり、.NETフレームワークを利用したXML Web Serviceがエンタープライズ市場において十分対応が出来るという実証でもあります。
  マイクロソフトとしては、今後更に富士通様との連携を強化させて頂き、BtoBをはじめとするエンタープライズ市場へのWindowsプラットフォームの訴求を図ってまいりたいと考えております。
  
  

  マイクロソフト株式会社
  取締役 エンタープライズ・パートナー事業部長
  鈴木 和典
  

  
  

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• コマース ワン株式会社様からのコメント
  
  
  コマース ワンは、富士通様のINTERSTAGE V4に大いに期待を寄せております。
  コマース ワンは、すべてのトレーディング・パートナーにeマーケットプレイスによる安全なプ ラットフォーム上での電子商取引と新たなビジネス・チャンス創出を提供しています。またソー シングから支払いまでエンド・トゥ・エンドのeプロキュアメントソリューションも提供してお ります。
  このB2B eコマース・ソリューションをもって、コマース ワンは、eマーケットプレイスと相互 に補完しあうINTERSTAGE V4.1とのコラボレーションを積極的に推進致します。これにより、 今後弊社はさらにeマーケットプレイス・ユーザにトータルソリューションを提供することが可 能となります。
  
  

  コマース ワン株式会社
  代表取締役 山田 哲夫
  

  
  

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• Softlab様からのコメント
  
  
  ソフトラブは、独自のオブジェクトリポジトリ技術であるEnablerを富士通に提供し、 INTERSTAGEを真に強力なビジネスポータルとコンテンツ管理へと進化させることに協力して います。バージョン管理，構成管理，プロセス管理や柔軟なモデリング機能といったEnablerの 独自機能は、INTERSTAGEのビジネスポータルやコンテンツ管理の強力なエンジンとなります。 そして、Enablerによって、INTERSATGEはビジネスポータルの新しい市場を開拓するでしょ う。
  「我々のオブジェクトリポジトリであるEnablerをINTERSTAGEのコンテンツ管理のベースと して装備することで、企業情報ポータル（EIP）だけでなく、我々のERMに対しても、 INTERSTAGEは先進的なプラットフォームであると考えております。」
  
  

  Softlab社
  副社長 フランツ ピーター
  

  
  

*1 RosettaNet

パソコンやソフトウェアなどの情報機器（IT）業界、半導体やコネクタなどの電子部品（EC）業界、シリコンウェハや半導体専業メーカなどの半導体製造（SM）業界のサプライチェーンの大幅な効率化を目指し、企業間電子商取引による、全ビジネスプロセスの自動化のためのXMLベースの企業間標準インターフェース（PIP(*9)、RNIF(*10)、辞書等）。

*2 ポータル・リポジトリ

ネットワーク上に散在する様々なビジネスコンテンツ（各種ドキュメントファイル、HTML ファイル、Web対応の業務システム、DBMSなど）の所在や関係を管理し、利用者が目的のコンテンツをスムーズに取得できる機構。

*3 Converge Inc.のe-マーケットプレイス

半導体・電子部品のスポット取引で世界最大規模のe-マーケットプレイス

*4 米国RosettaNetコンソーシアム

1998年に米国で設立されたRosettaNetを推進する民間団体。

*5 Basics勧告

RosettaNetが推進するプログラムの1つであり、構築の複雑さや導入コストの面で、中小企業が手軽にRosettaNet規格を採用できるようにすることを目指す。

*6 Commerce One

B2Bトレーディング・コミュニティを通じて、インターネットを利用した世界的規模の業務取引を実現。本社は、米国カリフォルニア州プレゼントン。http://www.commerceone.co.jp/

*7 ERM(Enterprise Relationship Management)

企業内の情報を一括管理し、ビジネスに最適なコンテンツとして提供する機構。

*8 Softlab様のテクノロジー

数百万オブジェクト規模の情報（コンテンツ）の関係をネットワーク型で管理し、高速に処理できるSoftlab様のENABLERを情報管理のキーテクノロジとして使用。

*9 PIP:Partner Interface Process

取引先同士が情報を交換するためにワークフローを規定し、さらに個別のフローで交換さ れる文書を定義したもの。具体的には、見積書や注文書など企業間で取り交わされる文書 の種類や書式。

*10 RNIF: RosettaNet Implementation Framework

RosettaNetを実装するためのフレームワークであり、プロトコルの規定、パッケージ仕様、セキュリティ仕様など、ビジネスドキュメントを交換するシステムの技術仕様。

• 記載された会社名および製品名などは該当する各社の商標または登録商標です。

【添付資料】

(クリックすると拡大表示されます)
INTERSTGEファミリーの商品体系

以 上

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。