国内初、ブロードバンド・インターネットに対応したデータ連携ソフトウェア
「Linkexpress V3」新発売
当社は、ブロードバンド・インターネットの特長である高速、広帯域を活かした「帯域制御型ファイル転送」や「一括ファイル転送」などの国内初の機能を持つデータ連携ソフトウェア「Linkexpress(リンクエクスプレス)V3」を、11月14日より販売開始いたします。
「Linkexpress」は、異なる機種、OS、コード体系間でのデータ連携を行うソフトウェアです。1997年に発売以来33,000本の出荷実績があります。
「Linkexpress V3」は、ネットワークの帯域を各業務毎に任意に固定することで転送スピードを確保したり、複数ファイルを一括圧縮して転送できます。
そのため、基幹業務のネットワーク利用に影響を与えることなく、CADデータや電子カタログなどの膨大なデータを転送することができます。
また、e-Japan戦略 (*1)で重要なキーとされる次世代インターネットプロトコル IPv6 (*2)にも対応しています。
【主な特長】
- (1)効率的かつ安定的な帯域制御型ファイル転送
- ファイル転送を必要とする業務毎にネットワークの帯域を振り分けて、帯域内での転送スピードを確保し、効率よく安定したファイル転送ができます。
- (2)大容量のデータを高速ファイル転送
- 大容量ファイル(4GB以上)を転送する機能や、複数ファイルを一括して圧縮転送する機能を提供し、当社従来比10倍以上(※100キロバイトのファイルを100個転送した場合)の高速なファイル転送ができます。
- (3)IPv6ネットワーク機能
- IPv6ネットワークで接続するシステム間でのファイル転送ができます。また、既存のIPv4ネットワークとの混在環境でも利用できます。
- 【価格(税別)】
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「Linkexpress 3.0」(Solaris版) | : | 30万円〜 |
「Linkexpress Advanced Edition 3.0」(Solaris版) | : | 98万円〜 |
- 【出荷時期】
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平成13年11月21日 (Solaris版) |
平成14年 第一四半期 (Windows版) |
- 【販売目標】
- 今後2年間で5,600本の販売を計画しております。
【商品概要】
1 商品体系 : 以下の2製品を今回提供いたします。
- Linkexpress 3.0
- Linkexpress Advanced Edition 3.0
2 特長
(1)Linkexpress3.0の特長
- 本格的なブロードバンド・インターネットの到来に備えて、高速・大容量なネットワークを最大限に活用したデータ連携業務に最適。
- ファイル転送機能、アプリケーション連携機能、データベース連携機能、運用機能の4つの機能により、データ連携のシステム構築から運用までを簡単・確実・スピーディに実現。
- ファイル転送機能 :
ソフトウェアで国内初の機能として、ブロードバンドの高速・広帯域を活かした帯域制御型ファイル転送や一括ファイル転送を実現。 ブロードバンド・インターネットを最大限有効活用したファイル転送を実現。
- アプリケーション連携機能 :
ファイル転送時の前後処理として業務アプリケーションの起動と実行結果の確認までが可能。これにより自在なデータ連携システムを構築。
- データベース連携機能 :
SymfoWARE Server,ORACLE,SQL Serverなど異種DB間での抽出・格納・編集などデータ連携が可能。差分データのみを複写するレプリケーション機能によりターゲットとなるデータベースの状態を常に最新化。
- 運用機能 :
業務監視画面により業務の状態を視覚的に監視が可能。また、自動スケジュール機能により省力化。
(2) Linkexpress Advanced Edition 3.0の特長
- Linkexpress 3.0機能に加えて、インターネットを利用したファイル転送が可能。
- 通信プロトコル(HTTP)と、データ暗号化・認証機構(SSL)をサポート
- 外部からの不正なアクセスを強力にガードするファイアウォール経由の安全確実なファイル転送
3 主な利用形態
- 動画、音声及び基幹システムに蓄積された膨大なデータの転送
- 企業内 (inB),企業間(BtoB)などのミッションクリティカルなデータ交換業務
- 多数のファイルや高速/大容量なファイルの転送を必要とする性能要件が厳しいデータ連携システム
- 多数のサーバとの連携でスムーズな運用性が重視されるデータ連携システム
- データウェアハウスなど常に最新の情報(レプリケーション)が求められるデータ連携システム
- 4 動作環境
- サポートOS : Solaris2.6, 7, 8
- * Windows版 は2002年1Qより順次提供を予定しております
- 【商標について】
- 記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
- 【注釈】
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- *1 e-Japan戦略:
- 2001年1月に政府が「我が国が5年以内に世界最先端のIT国家になる」という目標を掲げた「e-Japan戦略」を決定するとともに、3月には、具体的な行動計画を定めた「e-Japan重点計画」を策定し、政府を挙げたIT革命の推進に向けて新たな一歩を踏み出した。
- *2 IPv6(Internet Protocol Version 6) :
- 現在の標準的なインターネット・プロトコルであるIPv4に変わる次世代プロトコル。現在のインターネットのアドレス空間が内包している32ビットアドレスの枯渇などの問題を解決するために策定された。
以 上
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