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[ PRESS RELEASE ] 2001-0195
平成13年10月10日
富士通株式会社

富士通における調達改革について

〜調達のより一層の集中化と中期戦略目標「PI21」〜


当社は、購買部門の組織を改革し、中期戦略目標『PI21 (Procurement Innovation 21:調達改革21)』を策定し、集中調達をより一層進めてまいります。

平成13年10月1日に、当社の事業再編等に対応するため、購買本部の組織改革(*1)を行いました。当組織改革により以下の集中調達の効果を拡大します。

  1. グループ調達戦略立案
    スタッフ部門(*2)の強化と集中調達の一層の推進。

  2. 有力サプライヤーとのパートナーシップ強化
    有力サプライヤーの見極め、連携強化、SPR(Suppliers Performance Review、*3)の充実、TCS(Total Cost Solution、*4)の追求。

  3. 標準化・共通化、ローコスト提案の強化
    部材コストの徹底削減、所要変動への対応力強化。

  4. IT活用共通インフラの強化
    組織のスリム化、業務スピードアップ、ナレッジマネジメントとリスクマネジメントの向上。

  5. グリーン調達の推進
    TCSに加え、地球環境保全に配慮した調達を実施。

購買部門における中期戦略目標は、『部材費低減』、『棚卸資産の半減』、『グリーン調達比率アップ』からなります。

  1. 『部材費低減』
    平成15年3月末までの2年間で、約5,000億円の部材費低減を行います。

  2. 『棚卸資産の半減』
    現在の部材の調達に掛かる時間(調達手番)を、今後2年間で半減します。
    平成15年3月末までに、標準部材のJIT(Just In Time)化率100%を目指します。

  3. 『グリーン調達比率アップ』
    平成15年3月末までに、製品用部品・材料について、グリーン部材調達比率を調達金額の99%以上を目指します。

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【補足説明】
*1:購買部門の組織改革
これまで当社は、交渉力の強化と調達効率の向上のために、購買機能を購買本部に集中することで、調達スケールの拡大、当社へ部材を納入する優良企業との協力関係の強化、当社の調達体制のスリム化、ネット調達等のインフラの共通化をはかってまいりました。
平成13年10月1日より集中調達をさらに推進するために、これまで購買本部とは別に通信ビジネスグループ内にあった購買組織(通信事業推進本部購買統括部)を、購買本部に統合し、ネットワークプロダクト調達統括部としました。これとともに、購買本部の組織を以下のように改革しました。

購買本部
調達戦略室調達施策の立案と推進、調達計画策定、全社調達システムの開発・運用・適用推進
エンジニアリング購買統括部ビジネスユニットに対応したローコスト・エンジニアリング推進、材料・設備の集中調達
グローバルプロキュアメントセンター半導体、電子部品、ソフトウェアの全社集中調達、より一層のグループ調達の推進
システムプロダクト調達統括部サーバ、ワークステーション、PC、モバイルフォン用ユニット・部品の調達
ペリフェラルプロダクト調達統括部HDD/MO、ATM/POS、プリント板用部材、及び加工品の集中調達
ネットワークプロダクト調達統括部通信機器用ユニット・部品・加工品の調達(通信部門より統合)

*2:スタッフ部門
平成13年10月1日に新設した『調達戦略室』と『エンジニアリング購買統括部』を示します。

*3:SPR
Suppliers Performance Review、サプライヤー評価システム。

*4:TCS
Total Cost Solution、価格だけでなく、品質、供給力等も含めた総合力・サービス。
【商標】
  • 記載されている製品名等の固有名詞は、各社の登録商標もしくは商標です。

以 上

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